生物は皆還っていく
ブエノスアイレスの街外れ
草原の先にある森で暮らす中年女性と犬たち。
犬は群れの動物だよなぁと改めて思う。
関係は飼い主と犬というより1つの群れ(集団)。
セリフはほぼなく劇伴…
うおお!ワンちゃんズと過ごす365日…!
たまんねえなあ。
昨年はリュック・ベッソンの「ドッグマン」があったけど、アルゼンチンではそれ以前に「ドッグ・レディ」が存在していたのだ!
野良犬と暮らす…
凄い切り取り方の映像作品だと思う。
主人公のレディは、完全に人間の女性という枠から離れた場所で存在している。
しかし面白いことに、完全な大自然の、他の人間が居ない場所でサバイバル生活を送っている…
ブエノスアイレス郊外の草原に建てた粗末な掘っ立て小屋で、たくさんの犬たちと暮らす、名もなきひとりの女性(ドッグ・レディ)。なぜそのような暮らしをしているのか、理由もいきさつも、一切わからない。アニエ…
>>続きを読む犬の多頭飼育というより、群れの一員として生活しているみたい。
鳥の囀ずり、犬の鳴く声、自然の音が響く中、パンパの平原に建てた掘っ立て小屋で犬たちと暮らす女性の夏・秋・冬・春を静かに見つめる。
ドキ…
食い入るように観てた。
平原のオンボロのほったて小屋で10匹の犬と暮らす女性。
犬は時々吠えるけど、女性は全く喋らない。相手がいないからだと思ったけど、たまに人と接する時も喋らない。
何の説明もな…
昨年年間ベストに入れた『トレンケ・ラウケン』もだいぶヤバかったが、今回は『トレンケ・ラウケン』に至るラウラ・シタレラの旧作3作品を観た。中でもこれは衝撃的な1本だった。そもそも森林の中で犬たちと暮…
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言葉少なで、なぜか犬に無性に愛される中年女性の路上生活開拓譚とでも言おうか。人と犬というよりも、群れとして目に映る彼らの関係性。彼女は果たしてなぜ今の生活に至ったのか思いを巡らせることに熱中してい…