すこし、自分の未来を重ねた
いわゆるホームレスの女性なのかな
あるいはヒッピー?
たくさんの犬たちとの自然の中での共同生活
犬たちが、主演の女性に本当に懐いていて
女性が寝ると犬たちはそばにく…
冒頭から薮……木々の中を駆ける女性の後ろ姿や横顔が長く映り、一体どういう状況なのか、追われているのか?探しているのか?
不快な緊迫感を抱えたまま、始まる。
服はズタボロ、野良犬たちがわらわらとつ…
「じゃあね」
すばらしかった。とても、よかった。
ファースト・カットからずっと良さがつづいていた。ドキュメンタリーみたいな質感。ぼやけたピントが徐々にあい、暗闇のなかに犬や女の後ろ姿を映しだす。右…
退屈ではあるけど、一貫性は常にあり、テーマに対しても真摯でそれでいてカタルシスも得られる、そんな特異な作品。
すでに観ている二作品でちょっと苦手意識が芽生えつつあるラウラ・シタレラの作品ではあるけど…
トランケ・ラウケン公開記念、ラウラ・シタレラ監督特集の中の一作品
正直、トランケ・ラウケンがそこまで刺さった訳じゃないけど、「10匹の犬とともにひっそりと暮らしてる女」なんてあらすじを知ったら観たい…
犬みたいなおばはんの話かと思ったら犬に囲まれて暮らすホームレスのおばはんだった。
おばはんの日々を夏から順に春までを追いかける映画。とは言いつつもわかりやしいドラマやアクシデントはなし。最後の遠景は…
内容はまぁよかった気がするんだけど、トレンケラウケンを観たときに勘弁してよ…と思ったエンドロールが終わったあとの謎音楽タイムがこの作品でもあって心の底から辟易した。
余韻を作るためなのか知らないけど…
なんて豊かなんだろう!
彼女の暮らしに憧れる。しかし彼女のような特権階級でなければ手に入らないだろう。自由、たくましさ、優しさ、遠くに泳ぐ眼差し、奔放さ、常にたたえる小さな微笑み、手先の器用さ、そし…