くつろいで、世界が回りだすのを感じて、というようなエピグラフが初めに置かれている。これは主人公であるラウラが繰り返し再生する録音のなかで語られているもので、その録音ではくつろぎ、世界が回るのを感じな…
>>続きを読む脱映画的映画。
状況が明示されてるため他の作品より散漫とした展開が気になってしまうが、ゆえに終盤のひっくり返しで緊張が走る。
やはり撮影が素晴らしく、今回もロングショットはキアロスタミを想起させ…
2025年劇場鑑賞77本目。
いやぁ、ホント、申し訳ないです。途中まで雰囲気もよく一体どんなことが起こるんだろう…っていう不穏な印象で引っ張られていたんですが…直前に食べたハンバーグ定食がたらふく過…
☆ラストシークエンス、ドッグレディと同じパターン!ロングショット長回し、こっちの方が長かったかな。ドッグレディで起こったこと期待して目が離せなくなりましたが。
☆人物を至近で撮るセンスが。特に寝そべ…
「それでその後は?」シーズンオフのホテルから眼差す不可解な光景。ラウラの好奇心と妄想が渦めく静寂のヴァケーション。ラウラは知らず私たちだけが知るその唐突な結末と長すぎる余韻。「トレンケ・ラウケン」前…
>>続きを読む余所の他人の痴話喧嘩や内緒話は蜜の味… 。
ヒッチコック『裏窓』を例に出すまでもなく… 、また作風は違ってもジャームッシュ『Coffee & Cigarettes 』も、そんなところからの着想が発…
ラウラ・シタレラ初体験。
『裏窓』が開発した、「窓というレイヤーを挟むことで生まれた非当事者的な距離感を、サスペンスが介入するこで当事者へと至らせる俯瞰図」みたいなものとはだいぶ違う視点だった。
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