望遠レンズショットとあの劇伴。吸い込まれる視線の先について決して知り得ないこの語り口こそ、実は(視線の先の種明かしが宿命づけられている)『裏窓』が発明した技法に対して適切で誠実な物語なのかもしれない…
>>続きを読む観るのも感想書くのも遅すぎて、もう誰もラウラ・シタレラの話していない…状態だけどとても好きだった。
推察で勝手に物語が進行していき、事実とかけ離れたもう一つの世界が立ち上がっていく。
途中ピントが…
トレンケ・ラウケンに魅せられて鑑賞
こちらもラウラが主役
この監督の作る映画は、時間の使い方が贅沢で
画角における人の配置も美しい
背景と建物と人物が調和する
そして今作でもラジオがキーになる
…
ラウラ・シタレラ監督の長編デビュー作品。
ブエノスアイレスからやってきた若い女性(通称:ラウラ)は、アルゼンチン沿岸部のリゾート地・オステンデでバカンスを過ごすことに。海辺のホテルで読書や人間観察…
ひとりの退屈を楽しめるタイプと人と共有する喜びを享受したいタイプ、わたしは断然後者なのでこの映画の退屈さに面白みを見出せなかった。ただひとりで過ごす退屈がどれだけ贅沢で大切なことかというのはわかるく…
>>続きを読むトレンケ・ラウケンがあまりにも強烈に興味深く、
主演のラウラ・パレーデスの顔も見るたび何歳かわからないずっと観ていられる人だなあとなって、今作も映画館へ
今回は、途中だいぶんうつらうつらしてしまっ…
既視感が薄い展開のもと繰り広げられる、素人探偵なんちゃって的ミステリー。
だが最後まで観てそれだけじゃない、とも思い知らせられる。
ラウラ・シタレラの長編デビュー作だが、衒いはあれど同時に底知れなさ…
くつろいで、世界が回りだすのを感じて、というようなエピグラフが初めに置かれている。これは主人公であるラウラが繰り返し再生する録音のなかで語られているもので、その録音ではくつろぎ、世界が回るのを感じな…
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