「きみは本当はいい子なんだよ」
これは肯定の物語。
幼い頃、今でいう多動症気味で落ち着きがなく通常の学校から受け入れを拒否された黒柳徹子さんが恩師である小林先生と出会い成長していく物語。
私も…
このレビューはネタバレを含みます
公開当時、『この世界の片隅に』と比較される場面が多かったように覚えている。
こちらは子どもの視点から見た戦前〜戦中の社会だけれども、随所随所で大人たちの言葉が鋭く刺さってくる感覚がリアルだった。
…
前評判通り、本当に凄かった…。「生きる喜び」をしっかりアニメーションで表現している。それと対比的な冷たい戦争描写。
ラストの校長とトットちゃんの対話が序盤との対比になっていて、しかも背景がまさに「あ…
トットちゃんが死なないネタバレありきなのにそんなあ〜危ないよ〜ってとってもドキドキした
叱られるシーンも全然ないし
トットちゃん目線のシーンでひとつのことの音がデカかったりああこんなふうに見えてたん…
このレビューはネタバレを含みます
原作のトットちゃんが好きなので、映画化と知り鑑賞。
映画館で嗚咽するのを抑えるほど泣いたのは初めて。
一応言っておくがお涙頂戴系ではない。
戦争がじわじわと日常を侵食し、非日常が日常へと変貌して…
小学生の頃に読んで、楽しい多動のお話というだけで時代背景は理解していなかったので黒柳徹子は子供時代に戦前〜戦中〜戦後を過ごしたのかと、へぇとなった感。
上の世代でも、さくらももこの『おんぶにだっこ』…
© 黒柳徹子/2023 映画「窓ぎわのトットちゃん」製作委員会