言うまでもなく暴力の歴史は北アイルランドに留まらず、人類普遍の問題であり地球上のどこかで常に血は流されているのだと考えると、街の映画としてのこの映画は「哲学」を手段としてその暴力を止めうる思索と対話…
>>続きを読む北アイルランドの紛争がある町で、学校の生徒達へ哲学を通して、学ぶ。
多くの子どもたちと哲学をヒントに対話を繰り返す校長先生をはじめ先生。
それにより学んでいく子供を描きながら、アイルランドの紛争によ…
日本人よりは戦士の風土がありつつ、思慮深い話し合いの文化もあって。誰かが問題を抱えた時、適切な声がけをして励まし導く姿勢は参考にしたいと思った。あなたは特別な人、大切にされる価値のある人ってコトバが…
>>続きを読む与えるのではなく促すこと。統制するのではなく背中を押すこと。壁をつくるのではなく耳を傾けること。感情と速度に任せて裁くのではなく、慮って言葉にすること。映画の主役は、勇猛な戦士でもあったソクラテス、…
>>続きを読むベルファストの空撮が挟まるが、画一的で窮屈にみえるつくりがあの街と人を物語っていた。壁画に頼っていることもシャッター商店街同様に苦し紛れな方法に思う。自由な場がない。
小学校に道徳の授業は今もあるの…