予習も終えてNTLive最新作🎭
主演のデヴィッド・テナントは知らない俳優さんだったし(『ドクター・フー』で著名な方みたいね?)、演目自体も凄くメジャーな作品とは思ってなかったので全く期待してなか…
「善き人」というタイトルが段々に心に重くのしかかってくる。思考を止めて、うわべだけの「善いこと」をなぞり、楽な方へ流されてしまうことってこんなにも恐ろしい。
たった3人で繰り広げられる会話劇。お…
川のように流れる狂気。残る問い。
凝ったセットもなく、ただただ3人の会話劇だけで120分持たせるという、演者の技量がないと全く成り立たない舞台。
性別をも軽々と超えてくる、助演の2人の演じ分けが…
現在起こっている、イスラエルによるガザでの虐殺、70年以上及ぶパレスチナの人々への弾圧をまったく排除して、この作品を見ることはできない。
自分史、家族史を超えた、物語としてホロコーストを描く作品が質…
このレビューはネタバレを含みます
英題の「GOOD」、眼鏡にサスペンダーのテナントさんの写真、それから舞台上の切り取りの写真だけの情報で鑑賞に挑んだ。ドイツが舞台、それも第二次世界大戦禍だと気付いたのは恥ずかしながらもユダヤ人やヒト…
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テナおじを浴びるために県外遠征して鑑賞。
「善き人」というタイトルがあまりにも強烈な皮肉になっている作品。
テナおじ演じるジョン・ハルダー教授は妻子と障がいのある母を世話しながら生活する善き人(…
誰にとって善き人なんだろう?
良いという言葉を使う時に、誰にとって?をまず考える、幸せとかもそう。
ナチスにとって都合のよき人だったんだろうなと思った。テナントさんの、普遍的な人の弱さが滲み出る演技…
このレビューはネタバレを含みます
ドクター・フー以来、主演のデヴィッド・テナントのファンなので、一も二もなく観に行きました。
ですがデヴィッド・テナントが良かったのは言わずもがな、脇を固めるエリオット・リービー、シャロン・スモー…
大学の文学部で講師をしていたハルダー教授は、養父の推薦でドイツ社会主義労働者党の高官と面会することになる。そこで彼は、過去に自分が書いた小説をヒトラーが高く評価していると知る。それは、認知症を患った…
>>続きを読む今回のNTliveの「GOOD」はほぼ3人で演じきるプロダクション。
幕間で流れたC.P.テイラーについての短いドキュメンタリーがとても役に立って、同時並行的にいろんな話が、ちいさい舞台のたった3人…
NTLive『善き人』 ©️ Johan Persson