このレビューはネタバレを含みます
監督、脚本家、原作者いずれも男性で、完全に男目線なのは間違いない(とはいえ二人体制の撮影の片方と編集は女性ではある)。けれどそれを棚上げにしたとしても、朽ちていく世界で散ることさえできず生きさらばえ…
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花腐しは忘れられない映画。
脚本は書き換えられても、人生はやり直せない、のだろうか。
やり直すことはできなくとも、未来は変えられると私は思う。横にふたり並んで歌ったことで、挧谷の未来は色づくことが…
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栩谷と伊関の会話が進んでいくと同時に「お互いそろそろ勘づくのではないか?」と思いながら観ていたら、陰唇にホクロがあることから祥子だと発覚するシーンがシュールで面白かった。栩谷も伊関もクズな部分がある…
>>続きを読むAVばりの濡れ場をどしどし入れてくるのだけど、エロい濡れ場とエロくない濡れ場の対比がすごく面白い。特に柄本佑のシーンらは時間の経過を感じさせる。「何を見せられてるんだ俺は」感も凄く良い。
綾野剛と…
劇場を出たあともずっと泣きたい気持ちに支配されていた。忘れられないシーンはいっぱいあるが、何よりエンディングが素晴らしかった。これをエンディングを持ってくる荒井監督の演出がにくい。エンドロールは最後…
>>続きを読むすごく良い映画。⭐️5
カラーとモノクロを巧みに使用し、1人の女性によって男2人の輝き・満たされていた過去を表現している。それは、誰しもが持つ良き思い出なのか、強い後悔なのか。
綾野剛と柄本佑のリ…
©2023「花腐し」製作委員会