ある一定の死体に対する法廷ムービーとしての深みを持ちつつ、事件自体の真相、真実などまるで興味がないかのようである。どうであるか、ではなくどう見るか、という「解釈」という概念それ自体を映画化したかのよ…
>>続きを読む【第76回カンヌ映画祭 パルムドール】
『ソルフェリーノの戦い』ジュスティーヌ・トリエ監督作品。カンヌ映画祭コンペに出品され最高賞を受賞、アカデミー作品賞にもノミネートされている。
いやー、これは…
最初は再現VTRのようなものも入ってきて少し盛り上がる演出なのだが後半になるに従って演出は抑え気味になっていく、そのぶん明らかになるこの夫婦の関係が観ている私たちの感情を複雑にしていく。
なにせ証…
"誰もが「真実」を決める瞬間に立たされる"
珠玉の法廷サスペンス。
過去にもこのジャンルの傑作はいくつかあったが、それらを振り返っても本作は確実に頂点級。
少なくとも、これほど完成度の高い作品に出…
アメリカのミステリーものと思って再生したのでいきなりフランス語で拍子抜けした、その後「裁判ものか〜」と初めて見るローブを横目に観てたら、夫婦喧嘩が始まって「なんだ」と思ってしまった
自分の証言で自…
すっっっっっきり
しない。けど面白かった。ダニエルは限りある状況から結論を選び取った。その中には親譲りのストーリー(虚構)が含まれているかもしれないけど。
(スワンアルローとかいう弁護士…
普通のミステリーと思ってみたからちょっと肩透かしくらった感じ。
法廷シーンが多いけど、人間関係的な話が中心だから法廷劇ともまた違う…
ジャンルが結構難しい。
でもヒリヒリする人間関係を上手く見せても…
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