"なぜ飲む?"
"鬱だからだ"
"なぜ鬱?"
"飲むからだ"
口数の少ない主人公との
どうしょうもないやり取りが素敵。
"ホラッパ"と"アンサ"...
何者でもない二人。
そして...
ラジオか…
フィンランドのカラオケは個室ではなくバーのような店で、ステージに立ってみんなの前で歌うという話は本を読んで知っていたけどそれが見れて嬉しい
あとは無言の時間を気にしないという国民性も見れた
誰かと…
・看護師のお姉さんの去り際のサバっと感
・犬が出てきた時の安心感
・カラオケいくとこいちばん好き(主人公とカラオケ王の距離感、言葉の感じがいちばんアキ味でてた それは厄介だ のとこ)
・mauste…
終始淡々としていてこれといった盛り上がりもないので、ソファーに寝っ転がりながら観ていたら途中何度か寝落ちしそうになってしまった…。
世界観がとても不思議。
時代背景は現代なのに、まるで1970年代…
2023年公開作品。
独身でスーパーに勤めるアンサは、同僚と行ったカラオケバーで工場勤めのホラッパと出会う、ってお話ですね。
フィンランドの巨匠、アキ・カウリスマキの監督復帰作、とのことですが、…
戦争が日常の空っぽな街で出会う男女。アンサが犬をもらった時にすごくしっくりきた。彼女が男を愛することはできない、犬を愛するくらいがちょうどいいんだと。
でもあの名曲、「墓場すらフェンスだらけ」とい…
アキ・カウリスマキ節炸裂。ほんとに良い世界。
好きな人の電話番号なくそうが、失恋しそうになろうが、どこかの国で戦争起きようが、好きな人が骨折しようが、生活は続いていくのよね。
なけなしのお金だ…
© Sputnik Photo: Malla Hukkanen