2014/09/16
@新文芸座。 周囲を慮って身を引こうとする高峰秀子は因習に屈しようとするジェーン・ワイマンに。一本気に愛を貫こうとする加山雄三はロック・ハドソンに。徐々に物理的、心理的に近づい…
高峰秀子さん、なんて芝居をするんだ。
演じているのではない。そこで生きている。
男女、姉弟。
彼女は義弟の前では、姉として、家族として存在したいと願う。
しかし彼は女である彼女を求める。
そん…
戦後の動乱に巻き込まれた人たち。はかなくて悲しい。あんなに愛情に満ち足りた「バカの大足ね」なんて聞いたことがない。あんな悲しい抱擁は見たくないと思ってしまう。自分が一番でありたいと思う人がいて、自分…
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