乱れるの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『乱れる』に投稿された感想・評価

牧田
4.9

それまでの移動シーンが宝物のように幸せだったので、銀山温泉での一連が辛過ぎて俺たちは何と戦ってるのか…この時代の恋愛映画はみんな型と戦い最終的には型にはまっていくが、それを端的に表しているかのように…

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いわゆるメロドラマなのですが、
なぜこんなにも品があるのか。

その理由は塩田明彦氏の
『映画術 その演出はなぜ心をつかむのか』を
読むとわかる。
いかにして「越えてはならない一線」を
動線で演出し…

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3.5
終盤の、電車に乗ったあたりからが良かった。
ある意味、衝撃のラストだった。
3.9
はぁ、、、セリフ一つ一つが丁寧で良い
終わり方、、どうすれば良かったんかねぇ
tatu
4.0
戦争により半年で夫に先立たれ、18年姑の家で家業を切り盛りしていた。同居する義理の弟に告白される。
両者のお互いを思う感情の変化が感じ取られた。
最後の幕切れはあまりに意外で唐突だった、

スーパーVS小売店、嫁VS小姑、旧世代VS新世代。時代が変わっても、悲しいかな人は変われない。
酒屋をスーパーにしようと相談する際、独りで家と店を背負ってきた嫁の礼子をまるっきり除け者にするのがつら…

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9/2
記録

「浮雲」を20代に初めて観て、40代になった最近また観た。
2度ともあまりハマらず、成瀬巳喜男は自分には合わないのかもしれないと思っていた。
けど、この「乱れる」の方が自分には合った…

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hasema
3.6

初成瀬巳喜男。
昭和の街並みや温泉街が魅力的だった。

ただ、あまりに自分と主人公のキャラが違いすぎて今ひとつ共感できず笑

主人公に共感できずとも小津安二郎作品は好きなのはなんでだろうと考えてみた…

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これはなんというか、凄まじく映画だ……全く無駄がなく、隙がない。言葉が出ない……!小津になくて、成瀬にあるものがここに詰まっているような気がする。
駅のホームで電車から向こうからやってくるシーン、飛…

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成瀬作品を多く手がけた松山善三のオリジナル脚本により、未亡人と義弟の許されない愛を描く名作メロドラマ。

亡き夫が遺した酒屋を女手ひとつで切り盛りする礼子。会社を辞め、仕事もせずに毎日ブラブラ遊び歩…

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