成瀬巳喜男監督の観る
僅か半年で戦死した夫。その
後18年間嫁として残り実質
一家の主として酒屋を支えた
礼子に義弟が思い寄せるが
脚本 松山善三
久しぶりまた観る
愛した男に不幸が訪れる女…
日本の四大映画監督しても名高い成瀬巳喜男の代表作の1つ。義姉弟の恋の話。
間違いなく今まで見て来た中で最も素晴らしい邦画にして、最も美しい恋愛映画でした。今作は序盤こそお手本のようなメロドラマが繰…
それまでの移動シーンが宝物のように幸せだったので、銀山温泉での一連が辛過ぎて俺たちは何と戦ってるのか…この時代の恋愛映画はみんな型と戦い最終的には型にはまっていくが、それを端的に表しているかのように…
>>続きを読むいわゆるメロドラマなのですが、
なぜこんなにも品があるのか。
その理由は塩田明彦氏の
『映画術 その演出はなぜ心をつかむのか』を
読むとわかる。
いかにして「越えてはならない一線」を
動線で演出し…
スーパーVS小売店、嫁VS小姑、旧世代VS新世代。時代が変わっても、悲しいかな人は変われない。
酒屋をスーパーにしようと相談する際、独りで家と店を背負ってきた嫁の礼子をまるっきり除け者にするのがつら…
9/2
記録
「浮雲」を20代に初めて観て、40代になった最近また観た。
2度ともあまりハマらず、成瀬巳喜男は自分には合わないのかもしれないと思っていた。
けど、この「乱れる」の方が自分には合った…