全体の約7割が自分たちの店をスーパーにするとか生活に根ざした展開であったが後半に差し掛かり加山雄三が高峰秀子に気持ちを打ち明けてから一気に駆け落ちもののような恋愛映画に変貌していた。高峰秀子の溢れる…
>>続きを読む撮り方や移動、伏線(というほどではないが)の張り方、女優達の美しさも含めて、満足。
1960年代、スーパーの台頭に揺れる酒屋店。そこで、未亡人として店を切り盛りする主人公(高峰秀子)と、怠惰な義弟…
居間の襖の取手の汚れ。画面の中で人物が動く。その動きをカメラが画面に収める。加山雄三と高峰秀子の切り返し。加山雄三が歩き始めて高峰秀子と並び、そのまま歩く二人のツーショット。家屋の奥から戸外を見渡す…
>>続きを読むラストが衝撃的。
令和の時代に昭和の恋愛人間ドラマがかえって新鮮に思えた。白黒の画も舞台の雰囲気も名優たちの演技も全てがノスタルジックなだけではなく高レベルに面白い。葛藤や微妙な距離感が絶妙に映し…
かなり好き。
数年前に成瀬作品観てたのだけど当時は全然理解できなくて、内容覚えてない。
が、今作は非常にストーリーも分かりやすいし、フリが丁寧で観やすいし、以外とコメディシーンがあったり、構図のリフ…