1964年東宝。「終」の文字が出た瞬間、えーって声が出た。wikipediaによると同時上映は「喜劇 駅前女将」、公開当時は本編終わって客席ザワザワ、入れ替え時間に草笛光子と白川由美の気分になってあ…
>>続きを読む物語の中盤までは日常がたんたんと描かれておりその中に問題児幸司がいるという感じではあったが、幸司がこれまで秘めていた胸の内を礼子に告げたことで2人の心が乱れ始める。
また、胸の内を告げたことから想い…
サディスティックだ。
徹底的な不幸。
骸を追いかける礼子は悲痛だけど、滅茶苦茶良いショット……
途中まで、加山雄三のキュートさにやられて、乱れそうで乱れない感じに悶えただけに、あの「終」は堪える…
やっぱりいいな、成瀬巳喜男も高峰秀子もすごい。加山雄三も幸司さんにぴったり。「お嫁においで」の歌が好きだった。
長い電車旅も微笑ましくほんわか行くのかと思いきや、そうは問屋が、でした。「何だかわから…
成瀬巳喜男のメロドラマだ、本当に
汽車のシーンが好きすぎる、男女の心の距離を描く、その演出の仕方が成瀬巳喜男は本当に素敵だ。
そして、礼子とこうじが駅について、歩いているシーン。礼子が、こうじに、「…
高峰秀子喋り方仕草全部綺麗、
まず東宝スコープってなによ。
横長すぎてびっくりしたけどちゃんと1カット目から綺麗で好き。
《酒屋編》
ヴィジュアルに対していい意味で普遍性、作品としてのフットワークの…
礼子は戦争中学徒動員で清水に派遣された際、母親のしずに見染められて森田屋酒店に嫁いだ礼子は、子供もできず夫には先立たれてしまうが、亡き夫が遺した酒屋を女手ひとつで切り盛りしていた。会社を辞め仕事もせ…
>>続きを読む特徴がないことが成瀬映画の特徴とか言われたりするけれど、男と女が肩を並べて歩くトラベリングショットがとても好きだ。
『乱れる』では、三度ある。
ゆで卵早食い競争をバーでしていたスーパーマーケット清…