瞳をとじてのネタバレレビュー・内容・結末

『瞳をとじて』に投稿されたネタバレ・内容・結末

記憶というのは、視覚や聴覚単独ではなくて、共感覚的に記録されるものらしい。例えば雨の日は、湿気や匂いや音に手触りなどが一緒くたに残る。
この映画で、写真では蘇らなかった記憶が映像だと揺り動かされるの…

>>続きを読む

余命いくばくもない「悲しみの王」と呼ばれる男が、最後に自分の娘に会いたいと切望し、ひとりの男に捜索を依頼する。
男は上海で撮られた娘の写真を手にし、屋敷を出ていく。
と、実はこれは未完成に終わった映…

>>続きを読む

大好きな「エル・スール」と、新作の「瞳をとじて」を続けて鑑賞。大学の図書館で出会ったエルスールのDVDを初めて観てから約10年。漸くスクリーンで観られることが本当に幸せだと思った。
一緒に並んでいた…

>>続きを読む

アナちゃんが大人になって登場&『ミツバチのささやき』と同じセリフを言うシーンがあってわくわくした!
メインの登場人物が脚本家のため、作品内で映画の上映シーンがある。それと、台本読みに対して「電話帳を…

>>続きを読む

人はどういうときに目を閉じるのだろう。眠りにつくときも死ぬときもそうだが、そういった人間の生物としての機能においてだけではないだろう。思考を巡らせるとき、何かに思いを馳せるとき、何かを思い出そうとす…

>>続きを読む
ビクトル・エリセの映画を観たことがないから過去作との繋がりとか一切わからないし、この静かな雰囲気で3時間近くあるのか、とは思ったけど、最後までじっくり鑑賞できた。余韻がすごい。

ミツバチのささやきを事前に鑑賞し、満を持して鑑賞。
こんなに爽やかな映画だとは思わなかった。爽やかなオジ×友情映画。というと一気に陳腐化してしまうかもしれないんだけれど、深さは当然の如くある上でそう…

>>続きを読む

歳を重ねることで見えてくる景色の一部を覗かせてもらったような映画だった。

本当の居場所=どこかに戻りたいともう思わない場所、にいると思っていた、もしくはいつか見つかると思っていた、でも実際は……の…

>>続きを読む

ビクトル・エリセ監督作品
第1作『ミツバチのささやき』(1973年)
第2作『エル・スール』(1983年)
第3作『マルメロの陽光』(1992年)が世に送り出した長編映画の全てですが、どれも神秘的で…

>>続きを読む

様々な時代に跨って紡がれる、1人の男性俳優を探すストーリー。

映画中の映画、「別れのまなざし」を通じてフリオが記憶を取り戻したのかどうか、また突然失踪した理由はなんだったのか、観た人の想像に委ねら…

>>続きを読む
>>|

あなたにおすすめの記事