奪命金の作品情報・感想・評価

奪命金2011年製作の映画)

LIFE WITHOUT PRINCIPLE

上映日:2013年02月09日

製作国:

上映時間:106分

3.6

「奪命金」に投稿された感想・評価

犬

犬の感想・評価

3.3


妻からしつこく新しいマンションの購入を迫られていたチョン警部補は、仕事を理由にいつも話をそらしていた
銀行の金融商品営業担当のテレサは、成績をあげるため、客にリスクの高い投資信託商品を売りつける
気のいいヤクザのパンサーは、逮捕された兄貴分の保釈金を作るため、同郷の投資会社の社長ドラゴンに相談を持ちかける
そんな中、欧州債務危機で金融資産が下落する事態が発生し……

香港の鬼才ジョニー・トー監督が、世界経済危機を背景に、金への欲望から起こった事件に巻き込まれる人々の姿を描く金融クライムサスペンス

3人
それぞれの話

事件

その前とその後

いろんなドラマ
一般人もいる

展開は普通でした
とし

としの感想・評価

4.3
1000万香港ドルを巡るドラマをノルマを達成できない銀行員のテレサと、義理だけが得意で金儲けが苦手なヤクザのパンサーの視点から時系列を変化させながら描いていく。 そして彼らをそれぞれ関わりがあるチョン警部補とその妻の生活が描かれていく。 貸金業者のチャンの1000万円という金以外では物語上では決して交わることのテレサとパンサーの人生が徐々に交わっていく構成は上手いと思う。 ラストにようやく同じ画面に映し出された2人は大金を手に入れてからどう生きていくんだろうか。
いち麦

いち麦の感想・評価

2.0
金融サスペンスというけど、伝わってくるのは興奮や緊張感よりも人間の博打本能の哀愁…ひたすらアカペラ・スキャットのテーマ曲に漂う哀愁だな。J.トーはこんな作品も!という新鮮さ。ただ、負け即ち死という飛躍は如何にも彼らしい。
kirio

kirioの感想・評価

3.4
経済サスペンスかと思えば、金にまつわる愛憎ドラマ
やはりシュールな演出が映える内容であった
だい

だいの感想・評価

2.3
初めての香港ノワール!

面白くないわけじゃないんだけど、
いまいちしっくり来なかったなー。

まず何よりもね、
時系列がわかりにくい!!!!!!!!!!

急に少し過去に戻ったりして、
進んでいくと、あぁ、これちょっと前の話なんだな、
ってわかるんだけど、
わからないまま普通に数分進むから、
あれ?あれ?
って場面が頻出。

グランドホテル形式で、
最後にパンとチョンが同じ場所に別の事件で居合わせることの伏線としていろいろやったんだと思うけど、
そもそも同じ場所にいること自体、
ストーリー的に別に必要なことでも無かったしなぁ。


っていうかそもそも、
パンが太鼓持ちな上に頭はあまり良くないとか、
全く共感できる要素ないし、
チョンも仕事のために家庭を蔑ろにするとか、
全く共感できる要素ないし、
テレサも仕事ぶりが全くテキパキしてなくて腹も据えてないとか、
全く共感できる要素ないし、

感情移入できなさすぎて、
めっちゃ客観的にしか見れないのきつい!!

敢えて言うならチョン警部補の妻だけが共感できるけど、チョイ役だしなぁ…。


人の顔を覚えれない神の俺にとって、
テレサとチョン警部補の奥さんが同一人物だと思って中盤まで見てたのはヒミツ。

髪型でバリエーションつけてよ!!
LaserCats

LaserCatsの感想・評価

3.5
銀行員、刑事、ヤクザの3人それぞれのエピソードを絡ませたお金にまつわるサスペンス。
刑事パートは必要だったのかなぁ?
瞬き多めで金集めに駆けずり回るラウ・チンワン。彼が出てきてからが面白かったかな。健気でかわいかった。
お金が原因で不幸になるのは嫌だなぁ。
社会派サスペンスと見せかけて
人情劇で締める
ジョニー・トーの職人っぷりが発揮されていてなかなかの映画だったんだけど
刑事が蛇足・・・というか不要
そこだけが惜しかった
金にまつわる3つの話による大人の寓話だ。ユーロ危機で暴落する香港で高利貸しが殺される、それにまつわる人間模様が過去と現在が交錯しながら進む。ジョニー・トーの映画は、香港の匂いを感じる。主人公パウが兄貴分の保釈金を集めるため飲食店で居座るところがいい。ジョニー・トーの映画は、食べるシーンが多い。英語の題名は、「Life without principle」主義なき人生とでも言うのでしょうか。金に翻弄されるのでなく自分をしっかりしなくてはいけないというアイロニーだろう。
刑事のパートおもんな…

銀行員と瞬きヤクザは良かったです。
唯一無二のノワール世界観を持つジョニー・トーがアクションを封印し、世界的金融危機に巻き込まれた3人の男女を描く群像劇に挑戦。

『過ぎゆく時の中で』でアクションのないジョニー・トーもあるんだよ。というのは知っていたのだが、それはあくまで初期の頃であって、すでに彼のあのアクションが世界的に知れ渡ってるにも関わらず、本作のような作品を撮ったのは驚き。

群像劇としてバランス良く構成されていた。株の上げ下げで一喜一憂する人間たちの様子を上手く映し、後半はもう一瞬たりとも目が離せぬ状態にさせられる。我々がお金を投じてる訳ではないのに、彼らの命をかけた、人生再生をかけた描写に株の金融のそして賭けの怖さを感じてしまった…。
>|

あなたにおすすめの記事