たいへんよかった。
震災から数ヶ月後の被災地の中学生の生活を素朴に捉えた半自伝的なフィクション。
メディアが紋切り型に物語化する被災者の生活を当事者である監督の手によって取り戻そうとする映画だと思…
「妹さんあがったよ」
津波で妹を亡くした14歳の祐未はインタビューを受け、妹との思い出を振り返る。周りはその大人びた様子を褒めるが…
津波で妹を亡くすという状況。一方で同級生はパンの味で一喜一憂…
部外者の、応援という名のもとにある笑顔とことばがいかに上滑りのものかをみせつけられた、それなら黙って支援されるほうがよっぽど有難いのだと思った(少なくとも私だったら)
友だちの、何も考えてないわけ…
これはドキュメンタリーではなくて
ドラマなんだ、、途中で気がついた。
津波にあって亡くなってしまった妹、いくら年月が経っても喪失感は埋まらないんだろう。
死んだ人の分まで頑張る、、精一杯生きる、…
弱くて強い映画だった。あまりにも当事者性があって、わたしが言葉にして感想をもつことが難しい。震災遺構 大川小学校の前で揺れるカメラの映像が心に残っている。震えていた。後半にかけて言葉数の少なくなる …
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備忘録
思春期の友達と些細な事で喧嘩して仲直りをする
よくある日常で、よくある題材だが、
この作品にはそこに3.11が常にある
言葉、物、景色、物語
外部からではなく、内部にいた人にしか…
祝!劇場公開!
ファーストショットの取材風景を真横から捉えた画面は、奥に光の差し込む窓が配置されており人物が逆光のシルエットとして表される。この構図は後に、より彼女を精神的に動揺させる別の取材で反復…
©SonomiSato