シルヴァー・シティー・リヴィジテッドのネタバレレビュー・内容・結末

『シルヴァー・シティー・リヴィジテッド』に投稿されたネタバレ・内容・結末

何も考えず、ただ景色をぼーっと眺める。いつかしていたこと、いつの間にかしなくなっていたこと、静止画だとじっと見てられないの面白いなぁと思いながら、街ゆく車を眺めていた…

カメラ固定

記録映画?


本作は1968年の夏にミュンヘンで制作された
撮影にはヴェンダース自身のボレックス社製カメラが使用されている
“4分のリールのみを使ったんだ。映画大学の屋根裏で見つけた…

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交通量や人通りの少ない早朝と思われる時間に撮影された導入部は、静かな空間に信号の明かりが印象的に輝く。
交通量が増えた時間帯の撮影に移るが、また停滞の印象を受ける。そこに、電車の通る直前に線路を横切…

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ヴィム・ヴェンダース監督が映画大学在籍時の1968年頃に撮ったフィルム。

ヴェンダースらしい画角だとは思うが、定点カメラの映像や写真を流し続けるだけなんでただ退屈な時間でしかなかった。

“W.ヴ…

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瞬きするカメラ、我々の眼もこんなような眼差しで世界に向かうことができるはず
フィルムの質感も好きなのだけど、
それとは別で
昔のシンプルな
生活に必要最低限なものしかない景色が
好きなのかもしれない

渋滞の車のライトが愛くるしい
環境音すら聞こえない無音の映像

鑑賞中の身の回りの音で味付けされる余白を感じた

面白いか面白くないかはまだ分からないけれど、
贅沢な時間だったことは明白

「SAME PLAYER SHOOTS AGAIN」よりも徹底的に観客に物語を見出させない構え!!笑 けど、それだけに映像の純粋さを物凄く感じられてよかった。映像を見ながら、これは誰かに撮られたもの…

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マチの呼吸
人はこんなにも足を使わずにまちを滑る
写真の挿入
通り過ぎる、立ち止まる、という選択

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