原作を最近買ったから観てみた。小津へのラブレターって感じ。とにかく5月の景色が刺さって抜けないし、バッハのプレリュードに合わせて闇夜の灯りの中落ちてくるシーンをずっとループして先に進めなかった。「テ…
>>続きを読むヴェンダース作品の脚本を手掛けてきたペーター・ハントケが、ヴェンダースとタッグを組んで完成させた初監督作品。
ロビー・ミュラーによる撮影が素晴らしい。
構図もだし、作中にも小津安二郎監督リスペク…
最小限の表情の変化や激しい動作を避ける演技、厳格な構図のショットが効いた静閑な美しさに満ちた映像世界を堪能できる傑作。見ていてどこか小津安二郎っぽいなあと思っていたら途中から小津安二郎の写真が家に飾…
>>続きを読む日常を切り取るフィックスの画面の連なりがロードムービーを起草させる。随所に現れる電車が効いていて、カメラを動かさずに横移動する快楽に浸れるのが気持ち良い。故にエディット・クレヴァーが街を歩くシークエ…
>>続きを読む