
完璧を目指して努力することも、弱さや迷いや恐怖といった人間らしい不完全さと向き合うことも、どちらも素晴らしいこと。
鍛えられた身体。
そしてそれを自分のものとして使い切る様がとても美しくて見惚れた…
圧巻のダンスは生の舞台で見られたら間違いなく満点!
皆さん本物のダンサーらしく、納得のパフォーマンスだった。エリーズとアデル2人のシーンがどれも素敵だった。
夢を追う若者たちを応援しつつ、生きる道…
身に起こった"悪いこと"と思える出来事は、必ず"良いこと"に繋がっている。全ては何かのサインであって、今を楽しむ努力さえすれば大丈夫なのだと思った。
走ってまで会いに行きたくなる恋愛が羨ましかった。
このレビューはネタバレを含みます
恋人の裏切りに動揺し、ステージで怪我をしし、バレエができなくなるかもしれないと告げられ失意に陥る。
心を休める為訪れたブルターニュで、コンテンポラリーダンスに出会い、少しずつ気持ちに変化が現れていく…
怪我が原因で引退を余儀なくされたバレエダンサーが、療養で訪れた田舎町で様々な人々と接してゆくうちに次第に立ち直ってゆく姿を瑞々しく描いたヒューマン・ドラマ。
何の予備知識もなく今回鑑賞したのですが…
クラッシックバレエの頂点を目指してひたすら努力してきた主人公エリーズ。
恋人の裏切りを知り動揺して大怪我をしてしまう。
そして家族との関係も複雑そう。
父と姉達は割と冷淡。唯一支えていた母は他界。
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CE QUI ME MEUT MOTION PICTURE - STUDIOCANAL - FRANCE 2 CINEMA Photo : EMMANUELLE JACOBSON-ROQUES