本質が見えず概念でしか捉えていないため
ツバキの造花を見ても美しい言葉で飾る。
心からの付き動かされる思いがないため詩がかけない。
綺麗な言葉を生み出そうと「努力」する。
そんなミジャが杏をかじると…
見放題終了間近ということで鑑賞。最初は韓国映画でたまに出てくる湿度が高く、空気の読めないおばあちゃんがあまり好きになれず、3.5くらいかなーと思っていましたが、中盤から後半にかけて一気に追い上げてき…
>>続きを読む性的暴行をしてた少年たち、介護先のおじいちゃん、そして示談金をぶんどった少年の親たち。
誰一人として人間らしい心を持っていなくて。
ミジャだって、目を背けたいギリギリのところで、詩と出会って、事件と…
詩が書けなかったミジャは、孫が自殺した女子生徒に性的加害を与えた1人だという現実を詩を書く事によって背けて、現実を見ようとしても見れず詩が書けなかったが
その問題に向き合って、刑事さんに孫を送って現…
序盤からずっとミジャの思考が読み取りにくくて(良い意味で)、作中の出来事に目を背けて向かい合おうとしないところに少し苛立ちを感じながら見ていた。おそらく病気の症状とストレスとで少し霞のかかったような…
>>続きを読むシークレットサンシャインと裏表。
メモ:
イ・チャンドン監督の映画『ポエトリー アグネスの詩』は、その繊細かつ重厚なテーマ性から、韓国国内だけでなく海外でも高く評価され、多様な批評と考察を生み出し…
2010年、韓国、ヒューマンドラマ。
娘が孫を置いてソウルへ越してしまったため、中学生のジョンウの面倒をみながら暮らす老婦人ミジャ。国からの年金では足りず、裕福な身障者の老人の介護士の仕事もしてい…
孫と暮らす66歳のミジャは、詩作教室に通い始める。美しい言葉を探し求める日々を送る一方、認知症を患い言葉を失う不安に襲われる。そんな矢先、孫が集団暴行事件に関与していたことが発覚。事件を隠蔽しようと…
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