このレビューはネタバレを含みます
シークレットサンシャインと裏表。
メモ:
イ・チャンドン監督の映画『ポエトリー アグネスの詩』は、その繊細かつ重厚なテーマ性から、韓国国内だけでなく海外でも高く評価され、多様な批評と考察を生み出し…
詩が、韓国では盛んなのかな? そこら辺の感覚が、よく分からないまま
今回もかなり悲惨な状況が提示されるんだけど、なんとなく全部があまり上手くハマって機能しきれてない印象 ちょっと要素が過剰すぎたのか…
鈍感で少女趣味で親切なおばあちゃんが
軽んじられているのを見るのが辛い
なぜか誰にも相談しないし孫にすら真正面から向き合えない弱さにイライラした
老いて脳みそが機能しなくなって誰からも相手にされなく…
”裏を見せることは殺人に限りなく近い”
優しく壊れてく…あらゆる”おまじない”は機能を果たさず、ただただ傍観している様みたいだ。純粋な憎心/美しき詩、強姦/おまじない、忘却/救済、そんなもの等が映画…
<メモ>
汚れなき美しいものを追求する詩
孫が人殺しに加担しながら反省もなく生きている醜い現実
認知が衰えていく中、対極にある両者に引き裂かれながら、必死に受け止めていく主人公
ずっしり重い、重すぎ…
シークレットサンシャインでも感じたけど、ミジャみたいな女性とは関わりたくない。でも怖いもの見たさでつい観察してしまう。
ラストようやく完成した詩が冒頭で川に浮かんでいた女の子の遺書になってるのがぞく…
2010年に公開されたイ・チャンドン監督による韓国映画の4Kレストア版。オリジナル版は第63回カンヌ国際映画祭脚本賞、第47回大鐘賞の作品賞、脚本賞をそれぞれ受賞している。
韓国で実際に起きた女…
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