趣里ちゃんからのチョイスで観たが、戦後間もない日本の姿をリアルに表現した深い作品。趣里の演技も勿論だが、子役の塚尾桜雅くんの目が素晴らしかった。作品で描かれていたような戦後の世界は、きっとあったんだ…
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終戦していても、みんな心を戦争に蝕まれている。
女性の住む焦げ付いた家屋がまるでその心を表しているかのようで痛々しい。
女性と坊やの触れ合いがチクリと刺さるような切なさもあるけれどとってもハートフ…
正月にユーロスペースに見に行こうか悩んで結局行かなかったのがやっと見れた。
重いとかしんどいとかそんな言葉で表現できる生半可な作品じゃない。ご飯を満足に食べて、夜ぐっすり寝られるありがたみを知る。言…
塚本晋也、渾身の反戦映画。
戦争映画で命を落とす若者を観て「戦争はいけない」ということは当たり前なのだが、戦後にこそ庶民の地獄の日々が待っている。
『ブギウギ』では戦前戦後を明るく前向きに生き抜き庶…
家族や大切な人、健全な精神など
戦争が奪うものは計り知れない
戦災孤児の男の子の強い眼差しが心に残る
子どもがひとりで生きて行くなんて…
懸命に皿洗いをする姿に胸を打たれます
塚尾桜雅さん、…
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