舞台劇が原作。
突然姿を消した市子のこれまでの人生を
その時代に関わった人物たちの視点で
何度も時間軸を入れ替えながら描く。
少しずつ真相が明らかになっていく過程は
ずっと不穏な緊張感があり苦しい…
肝となる「市子の謎」的な部分は大筋で思っていた通りの流れだったからストーリー的な意外さや大どんでん返しとかは無し。
それでも自分の中での高得点となったのは、杉咲花ちゃんの演技一択。
自分のせいではな…
2025年47本目。
「暑いなあ。」が怖い哀しい一言だった。
本作はとにかく一人の女性が「生きる」ために苦悩を重ねる姿を重く、そして痛切に描き出している。日本社会に根強く残る障がい者への支援不足…
2023年公開。
鑑賞前は、"市子"と名乗る女性は誰なのか?という話だと思っていたけど、"市子"という個として認められたいと願う女性の話でした。
親の都合で無戸籍のまま難病の妹"月子"の名で生活させ…
©2023 映画「市子」製作委員会