舞台劇が原作。
突然姿を消した市子のこれまでの人生を
その時代に関わった人物たちの視点で
何度も時間軸を入れ替えながら描く。
少しずつ真相が明らかになっていく過程は
ずっと不穏な緊張感があり苦しい…
肝となる「市子の謎」的な部分は大筋で思っていた通りの流れだったからストーリー的な意外さや大どんでん返しとかは無し。
それでも自分の中での高得点となったのは、杉咲花ちゃんの演技一択。
自分のせいではな…
市子はきっと、今もどこかの街で、長谷川が自分を捜してくれることを待っているのだと僕は思う。
『婚姻届』というこの世で最も残酷で儚いプレゼントは、彼女がその日まで偽ってきた人生を全て捨てて、生まれ変…
©2023 映画「市子」製作委員会