久しぶりの重い邦画を観た後の、何もしたくなくなるずん、とした独特の落ち込み。
さわさわとした恐怖のような浮遊感、気持ち悪さ、やるせなさ。
時間軸がバラバラ、説明が不足気味なのもあり、少し混乱して、…
このレビューはネタバレを含みます
こういう系の映画見すぎて慣れてしまったのかもだけど、わりとあるあるなストーリー。
市子の幼い頃の境遇が悪かったせいなのは前提だけど、平気で人を殺しておいて過去のことはなかったことにして夢を持ってる…
いい映画。ルールの落とし穴に生まれ落ちて戸籍がない。同じ状況で違う道を選べたかって言われるとかなり難しい。個人的には母親のありがとうは月子のそれでもあったと思う。杉咲花の女優としてのポテンシャルエグ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
いやぁ、重い
レビューかぁ、、てなる内容
救いようがない環境下の出来事
それに巻き込まれ人生が変わってゆく様
最後に市子と北くんが再会した時の会話後の結果をあえて深掘りせず語らないところがよかった
…
あの「クックドゥを美味そうに食う女の子」が立派になられて…。
本当の絶望というのはうっすらとした希望の中にこそあるのであって、ずーっと張り詰められたものが弛むとき、人は狂うのだなと思わされます。
…
プロポーズの涙の意味、最初と最後で見え方が違った
じっとりとした湿度を感じられる映像の中、あの鼻歌がいやに頭に残る、、
北くんが市子に恋した時の、辛抱たまらん…という表情が良かった!でもその結果…
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