良いギャング映画には良い音楽。トンプソンマシンガンが火を吹けば、軽やかなハーモニーが流れてきて欲しい。そんな期待にしっかり答えてくれる映画だった。
主人公のトムは終盤まで誰1人殺すことができない。…
何層にも重なる出来事。
ギャング映画そのものに馴染みがないから言葉にするのむずかしい。
「凶暴と裏切りの美学」というキャッチコピーになるほど、という感じ。
地位でも、金でも、女でもなく、信念を貫くん…
コーエン兄弟ぽくなく、真面目にギャング映画だった。言葉のチョイスが洗練されてて王道ギャング映画というよりは、お洒落ギャング映画という感じ。
ギャング映画ではめずらしく同性愛カップルが出てくるので、…
【ミラーズ・クロッシング、そこは小さな悪魔と出会う場所】
舞台は大恐慌直前のアメリカ東部の街、ギャングの2大勢力の抗争を軸に物語が進みます。
街を牛耳る初老のボス、レオ。
マシンガンから無限…
コーエン兄弟といえば軽率で行き当たりばったりって印象があったけど、今回もそういうキャラクターたちの中で主人公のガブリエル・バーンは知的で、すべて計算ずくのように思える。
でも情に絆されてるボスたちや…