うわーーおー!!!
リアリズムぶっ刺さりの映画!
まさかの、1967年!公開とは…感慨深い。
前振りなしに、親友にお勧めされて見たけど、、、、、、観てよかった。
ぴーちゃん、ありがとう!
そして、こ…
イングランド北部のモルタル色の街並みを舞台に、若者たちの夢と現実がぶつかり合う静謐な叙事詩だ。
シェフィールドの煤けた街角、錆びた工場跡、薄暗いパブのカウンター。
ローチのカメラは、ドキュメンタリー…
時代を感じるな…。
こんな感じが1960年代以前の女性の生き方だったんだよな…。
一緒になる男に人生を左右されてしまう…。
女性が稼ごうとしたって、やれる仕事は決まってる。
でも、いつかは好きな男…
“そんなに責めないで”
“人生は短い”
“人は何も持たずに生まれてくる”
“賢くなったわけでも無いけど”
そんな歌が流れる中、若い女性が出産をし生まれたばかりの子供を抱えてカフェに入り帰宅…
泥棒家業を生業としている男と成り行きで結婚、出産した女性を主人公に、理想と現実の狭間で揺れる心情と行動を綴った玄・ローチ監督とデビュー作。
思うがままの生活が続かず、何度も現実の厳しさに跳ね返される…
常に社会的弱者の目線で描いてきたケン・ローチの長編デビュー作品。大好きな監督なので前から観たかった作品。
いろいろあって、一人で子供を育てる女性が主人公。やっぱり、最初から弱者目線はブレていないで…
OPが印象に残ってますね、EDもそう来るのかって感じで面白かった。
個人的には長編デビューとは思えないすごく出来上がった作品だと思いました。なんか映画の教科書みたいだなと、観ている最中に思いました…
©1967 STUDIOCANAL FILMS LTD.