愛すれど哀しくの作品情報・感想・評価

「愛すれど哀しく」に投稿された感想・評価

骨までしゃぶられる、とはこういう事なのね。

洗濯場で働く貧しい娘ベルタは、パン職人のブブという男に夢中になり冷静な判断もできない状態で父親の忠告を無視して家を飛び出す。

やっと見つけた幸せに、ブブの本性が透けて見えるいくつかの片鱗も見えなくなってしまっているベルタ。幸せの絶頂は、ブブの辛辣な言葉によってあれよあれよという間に天国から地獄の生活へ…

自分の人生を嘆き、身も心も(特に身の方!)ボロボロになりながら歪んだ愛と正真正銘の愛とに翻弄されるベルタに好青年ピエロがかける「気の持ち方で人生は変わるよ」の言葉が響く。

ベルタを演じたオッタヴィア・ピッコロが若気の至りっぷりを好演。救いの無さを強調する銅板に載せたような色合いが堪らない。

ただ街に立つ娼婦が誰一人として魅惑的でないヴィジュアルなのが難点!
Cem

Cemの感想・評価

4.5
『俺、働きたくない!お前が働け!』
と言われ娼婦になるも梅毒になってしまう哀れな女の話

私もバンドマンに貢いでたことあるから気持ちがわからなくもないが、
稼ぎが少なきゃ殴る、『他の女のとこいくぞ』と脅される
こんなクズ男の何がいいのかさっぱりわからないw

貧困育ちの姉妹揃って娼婦になり男を養うっていうのも気の毒
女が働けなきゃ男は違う女を探すだけ
惨めで虚しい、貧しさが憎い



イタリアの景色と音楽が美しくて素晴らしかった*✲゚*
コルセット可愛い
otom

otomの感想・評価

4.1
俺は働きたくないキリッと宣言するドクズ男にしこたま立ちんぼさせられる主人公。古今東西良くある感じのお話ですが、真人間への更生失敗でちゃんと哀愁しておりました。良作。
電気羊

電気羊の感想・評価

3.1
自分の彼女に俺は働きたくないから売春して金を稼げよと強要し、彼女が性病に感染して病院に入院しても金がないので退院して働けとか。いっそ清々しいほどの男のクズぶり。男は金、女は愛という幻想による共依存関係。単純に、自分を幸せにしないものとは決別した方が良いよ。
riekon

riekonの感想・評価

3.0
愛した男が悪かったね…自分の状況に哀しんだり開き直ったりするベルタが痛々しい。ラストに救いが欲しかったよ…。
林檎

林檎の感想・評価

2.8
ピエロの、オッタヴィアを純粋に好きで大切に想う気持ちだけがこの映画の中で唯一潔白であり救いで、美しく思えた。
ラストお金を渡す時見てて辛かった。

気疲れした( ; ; )映像はふわふわしていて陰影が強く幻想的で絵画のようなのに。

このレビューはネタバレを含みます

・働きたくないヒモ男と男のために娼婦で稼ぐ女と女に恋をした青年の三角関係
・全体的にモヤがかかった画面とかなしげな雰囲気が常に流れてた印象
・全員梅毒にかかる
・彼女の生き方が童顔な容姿も相まって悲しさが引き立っていた
てぃだ

てぃだの感想・評価

3.4
梅毒を「恋の病」みたいにいうとこ面白かった。性病こそ恋煩いてか。「金が必要だけど俺働く気ないからお前が身体売って一生懸命稼げよ」ってこうも堂々と断言するヒモ男に少しでも魅力が垣間見えればまだしも一切魅力が分からないので何で女がここまでしちゃうのか何だかとても悲しい。こういう最低な男が好きだったりするから余計分からんわ女子っていう生き物は。いやまぁ面白かったですけど。ラストも好きだし。「好きでもない男と寝たときにはちゃんと金を取なさい!!」っていう「恋の罪」を若干思い出す映画だった。あそこまでドロドロしてませんが
Sayuri

Sayuriの感想・評価

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太陽高度が低く、画面全体を白く眩いフレアが覆っている
イタリアの埃っぽい空気と合わさって、夢の中の景色のような、あるいは宗教画のような、非現実的な美しさがある
けれども、描かれている内容はそれらとは正反対である
菩薩

菩薩の感想・評価

3.0
絶対に働きたくないヒモと、そんなヒモの為に街娼になる女と、そんな女に恋をする男とが、三人仲良く梅毒になったり、女を取り合ったりするお話。

女に貢がせる男の気持ちは分からなくも無いが、男に貢ぐ女の気持ちはまったくもって分からない。でも、娼婦にはなぜか強い魅力を感じる。哀れな女の行く末は如何に。

残念ながら、特に面白くはない。ヒモの目線で見たかった。
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