2015年11月13日、パリで起きた同時多発テロ事件。
多くの命が奪われ、街が悲しみに沈むなか、アントワーヌ・レリスは最愛の妻エレーヌを失った。
だが彼は、世間やメディアが期待するような「加害者へ…
これはツラい映画
実話なのでさらにツラい
テロの被害者側を描いた映画はいくつか印象に残ってるのがあるけど
これもそのひとつになった
でも今作は復讐なんてないし
なんとか悲しみを克服していくという…
起承転結があるのではなく、愛する人の失った人を真実を描いた作品。
ママを呼ぶメルヴィルも、荒れていたかと思えば冷静になったり、感情の起伏が落ち着くことのないアントワーヌも、全部リアルで辛かった。
…
犯人への憎しみが表に出てこないように気持ちを押し殺しているが、時々どうしても出て来そうになる時の葛藤が見ていてすごく苦しかった。
このシーンに号泣! って感じではなく、じわじわとずっと泣いちゃう様な…
公開時に見逃してしまった1作
2015年11月13日に起こされたパリ同時多発テロで、愛するエレーヌを失った夫アントワーヌと息子メルヴィルの経験を基にした映画
最愛の人、ともに人生を生きていくはず…
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