潤と真奈美の生き辛さに感情移入は難しいが、部分的に共感できる余地はある。どうしても彼らのような人間は暗黒舞踏やバタイユ然り、物事の生の本質を渇望し、その渦中に自ら身を投じることで、どうにか社会の秩序…
>>続きを読む原作未読。
主要三人の演技がめちゃくちゃ良いので、最後まで引っかからず見ることができた。
ストーリーはわかったようなわからないような…という感じ。多分小説の方がモノローグとかあって物語の本質が伝わっ…
周りの顔色を伺って自分を押し殺して生きる、そんな「偽物」の人生で良いのかと悩む気持ちには共感した。
主人公の行動はあまり理解出来なかったが、実家に帰るシーンとホストクラブでの涙には心が動かされた。
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ん?こんなマニアックな作品に、リリー・フランキー、奥田瑛二、筒井真理子が脇役で出ている。なんで??
水石君がホスト役ということでポイントまで購入して観てしまった。
3Pシーンが2回も出てくるけど…
ホストと資産家のゲイと実家が裕福な女子大生の微妙な三角関係。
車軸っていうのは、自分が車軸になって他のふたりと繋がることで、3人が一体化して前に進んで行くということなんだなと。
真奈美は車軸にな…
どれだけ“本物”を追い求めても、どれも偽物でしかなく自分の位を落とさなければ、自分の求める“本物”にはなれない。結局は成り下がるしかないのだ。
真奈美が自分の殻を破り、“本物”へとなるきっかけの舞…
裕福な環境に育ちながらも、自分に違和感を覚え、互いに鏡の自分をみる様にもう1つの車輪を探しだし、1人のホストを車軸にして、何かを見つけようとしていく2人。結局、真奈美は性に奔放になっていくけれど、潤…
>>続きを読むまさか、、、
ラストのシーンで泣くと思わなかった。そんな映画だと思わなかった。
潤に最初から最後まで感情移入してたからだと思う。
満たされなくて、だけど健気に頑張ってしまう。友達としているには癖が強…
文学と演劇と映画の融合が見事だと思った。
チャレンジングなのに、劇映画としての強度を保ち、新しいジャンルが誕生した様な感覚を持ちました。
「実験的な映画だったね。」で終わらせてたまるか、という意志を…
©「車軸」製作委員会 ©小佐野彈