靴みがきの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『靴みがき』に投稿された感想・評価

ヴィットリオ·デ·シーカ監督のネオレアリズモの傑作なのだが、「自転車泥棒」より先にこちらが気になって観賞。背景に戦後の極貧があり、子供達も働かなければ生きられず、犯罪に巻き込まれる様や鑑別所の劣悪な…

>>続きを読む
3.9

ネオレアリズモの入口はゴールデンコンビ。

第二次大戦後の厳しい現実をリアルに映し出しているのに、白馬の存在がそれを寓話っぽく魅せていて、芸術性の高さを感じさせてくれるところが◎

特にラストシーン…

>>続きを読む
か
-
貧困の行き先は貧困でしかなくそこから逃げることも馬に乗ることもできない
すれ違いでこんなにも親友が不幸になるなんて
戦後の闇バイトに涙
結末が悲し過ぎる。子供達がみんな可愛かった。
3.9
本当に救いのない物語であろうか?
この映画に込められた思いは強い。
素晴らしい映画だと思う。
辛い…想像以上に救いがなかった。

ネオレアリズモ作品は続けて鑑賞できないな…
ノノ
4.0
デシーカは貧困層にいる子どもたちを容赦なく描く。汚らしい牢獄の中で光にてらされる少年たちの綺麗な顔、燃え上がるフィルム…構図が美しい。靴みがきシーンは10秒くらいしかなかった。
vivo
4.0

拗れた友情が生む悲劇が哀しい。大人たちの怠惰によって存在している不安定な社会において、いつも最初の犠牲者になるのは、限定的な知恵と力しか持たない純粋な子供たち。そんな、誰もが認識しつつ手をこまねいて…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事