揺れる大地の作品情報・感想・評価

『揺れる大地』に投稿された感想・評価

中間搾取に嫌気がさした漁師が中間業者に反旗を翻して借金して独立を試みるも、嵐の日に出た漁で船が大破し職を失い、抵当に入れた家も持っていかれ身ぐるみ剥がされて中間業者の雇われ漁師としてまた搾取されてい…

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なかなかのバッドエンドの様にも見えるが希望はある。当時はこんな類のものがサラッと普通に制作されていた。なんでもハッピーエンドで感動させりゃいいってものじゃない。現地の人間を起用したり忠実に再現したと…

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おけい

おけいの感想・評価

4.0

過去鑑賞

時代に翻弄されるシチリア島の漁師一家がたどる苦難の日々。

イタリアの巨匠ヴィスコンティが現代にも通じる搾取社会を力強くリアルに描いた初期作品でネオレアリズモの代表的作品でもある。

プ…

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chaooon

chaooonの感想・評価

3.6

ということでジャン・ルノワールの助監督も務めたルキノ・ヴィスコンティの初期作品🎬

シチリア島の漁村を舞台に、代々漁師を営む一家がたどることになった辛苦の日々をドキュメンタリータッチで描いた、ネオ・…

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mom

momの感想・評価

3.0

商業の始まりから現在まで、搾取され続ける労働者たち。
戦う術も知恵もない貧しい人々。
駆け引きをする余裕はなく、商人たちはほくそ笑む。

演じているのは実際に漁村に住む人々。
マイクの感度が弱いんだ…

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ずっしりと見ごたえのある映画。アマプラにて鑑賞。
本物の貴族のルキノ・ビスコンティが共産主義にどっぷりとはまり、生み出したネオ・リアリズモの傑作。
役者はみんな本物の漁師さんや漁村の方たちだそうで、…

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Maoryu002

Maoryu002の感想・評価

3.5

シチリアの漁村に暮らすヴァラストロ一家の長男ウントーニ(アントニオ・アルチディアコノ)は悪徳な仲買人に反発し、独立して取引する漁師となるが、嵐ですべてを失ってしまう。やがて恋人に捨てられ、弟は裏社会…

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ルキノ・ヴィスコンティ監督が、ジョヴァンニ・ヴェルガの小説「マラヴォリア家の人々」をもとに、人間が他の人間に搾取される物語をドキュメンタリー・スタイルで描いた、“ネアレアリズモ”の代表的作品の一つ。…

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ネオレアリズモ:第二次大戦直後に現れたイタリア映画の新しい傾向。現実を客観的に凝視、ドキュメンタリー風に描写。

…だそうです。どおりで厳しい現実に救いの手が差し伸べられるわけでもなく、ひたすらにつ…

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No.3773

イタリア・ネオレアリズモの代表作。

負の連鎖が止まらなくて胸が締め付けられる。
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