黒人エンタメにうんざりしていた作者が、皮肉を込めて迎合した作品を作ったら回り回ってくる話。
ちょこちょこ笑いを入れつつ、ラストの展開までメタ的に今の世の中をコンテンツとして弄り、昇華させていて、逆…
モンク(僧侶)という名前を持つ主人公の現役作家が執筆した小説に振り回されるブラック・コメディ。何でこれを映画館で流す機会を作れなかったのか、ものスッゴく悔やまれる映画でパンチが効いてます。
ステレ…
アフリカ系アメリカ人という作家の立場を通して、社会的な先入観(レッテル貼り・ステレオタイプ)がどのように形成されているのかを描きつつ、押しつけられたアイデンティティと格闘するなかで、やがて個人的な価…
>>続きを読む"黒人エンタメ"わかる気がする✩.*˚
もうそこから心を掴まれた作品なのかも……
そこから利益を得てい世間にうんざりし、不満だらけの小説家が書いた"黒人の本"
世間はまんまとその本ハマってしまった…
この映画は「批評」に関する物語だと思った。ものを作って世に出した経験のある人ならご存知だと思うけど、良くも悪くもそのリアクションには驚かされたり、喜ばされたり、複雑な気持ちにさせられたりするもので。…
>>続きを読むジャズ感漂う洒脱なコメディ。
ウディ アレン作品ほどの胃もたれがないのに、しっかり世のインテリどもをこけにしています。
原作は『バックルベリーフィン』の”ジム”から派生した新刊『ジェームズ』(ピュリ…
アメリカの創作界が黒人によって作られた作品をいかにして扱ってるか、皮肉的に書いた作品。多数派である白人の免罪符に使い、ビジネスとしても消費する。モンクはそこに反抗しようとするが彼自身も一作家であるた…
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