黒人の小説家が思いがけないカタチで名声を得てしまう姿を通して出版業界や黒人作家の作品の扱われ方を風刺的に描きだす。小粋で変化球のアプローチが、お見事。未公開もので第96回アカデミー賞でも作品賞ほか5…
>>続きを読むアフリカ系アメリカ人という作家の立場を通して、社会的な先入観(レッテル貼り・ステレオタイプ)がどのように形成されているのかを描きつつ、押しつけられたアイデンティティと格闘するなかで、やがて個人的な価…
>>続きを読む"黒人エンタメ"わかる気がする✩.*˚
もうそこから心を掴まれた作品なのかも……
そこから利益を得てい世間にうんざりし、不満だらけの小説家が書いた"黒人の本"
世間はまんまとその本ハマってしまった…
この映画は「批評」に関する物語だと思った。ものを作って世に出した経験のある人ならご存知だと思うけど、良くも悪くもそのリアクションには驚かされたり、喜ばされたり、複雑な気持ちにさせられたりするもので。…
>>続きを読むジャズ感漂う洒脱なコメディ。
ウディ アレン作品ほどの胃もたれがないのに、しっかり世のインテリどもをこけにしています。
原作は『バックルベリーフィン』の”ジム”から派生した新刊『ジェームズ』(ピュリ…
アメリカの創作界が黒人によって作られた作品をいかにして扱ってるか、皮肉的に書いた作品。多数派である白人の免罪符に使い、ビジネスとしても消費する。モンクはそこに反抗しようとするが彼自身も一作家であるた…
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