ジャン・ヴィゴ、1934年。
内陸の村からパリを通り、ル・アーブルまでのセーヌ川。アタラント号、船の旅。
一人で喋り続けるミシェル・シモン、猫好きな船員の一人勝ちでしょう。
キャラクターを確立し…
新婚夫婦が船での生活を通して互いの距離を探り合うだけのシンプルな筋立てだが、港町の風景や川の靄、夜の街のきらめきなど、どの場面も時間の感覚を曖昧にし、観客を夢の中へ引き込むように撮られている。
リア…
休日の昼下がり、午睡から目覚めて鑑賞する。別の理由で何度も観たけれど、冒頭20分がすごく好き。写真集を読んでいるときの気分。
猫はどうやってあんなに懐いたんだろう。子どもの頃仲良くしていた近所のたま…