20年振りに鑑賞。あの時代の空気がそのまま閉じ込められている。映画はそういう意味でもとても価値のあるものだと改めて感じる。粗削りに感情のままに、スタッフ・キャストの情熱がギラギラしていて、観る者を熱…
>>続きを読むトンガリヘアー、痩せこけた体、ピチピチの服、まずそのルックスに目奪われた。お前何者なんだと。
親に捨てられた子供が必死になって自分だけの王国を作る。より良い生活を求めて家を出ていった親父と世界への…
【1997年香港の下町、取り立てを手伝う少年チャウと弟分のロン、チャウが惚れた少女ペン】
ウォン・カーウァイ監督作品の湿度が90%くらいだとすると、本作は68%…なかなか伝わりにくいが、香港映画に…
舞台を変えたというよりはスタイル(文体)を変えて、リノ・ブロッカ『マニラ、光る爪』を撮った感じ。香港のローカリティは確かに強いが、行く宛のないエグザイルたちを描ききっているという点ではコスモポリタン…
>>続きを読む冷蔵庫にパンツ入れてたり、顔の怪我にナプキン貼っつけたり、他人の墓に登って叫んだりどこまでも自由で羨ましい。無軌道な生活を送る彼らと香港の街並みが物凄く合っていてニヤニヤする。
不安定な生活、死の感…
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