学校という閉鎖空間における息苦しさを全編通して感じることができる傑作。
意外だったのは、ドイツの教育現場でも警察の介入にかなり後ろ向きだった点。日本では、聖域と表現されるほど警察の介入を拒む学校体…
作品の素晴らしさ以前に観るものを最後の最後まで不快させる見事な作品。教師に限らず教育に関わる者に聖職者たる相応しさを求めるのはもはや不可能でしょうね。日々のニュースでも教育者の不祥事は数知れず。移民…
>>続きを読む教師が抱えるストレスは悪夢のようだった。
跳び箱の上に6人が乗るためには手を繋ぐという素敵な授業が最悪な結末を迎えた時や、同僚にハグを求める瞬間、教室に入るや否や大きな声を出すところは自分も胸が張…
一つ一つがどうにも身近で起こり得る話で、ずっと緊張感がある。すぐそばにある危機に、私ならどう対処するだろうと、いちいち問われているようでしんどいが、目が離せない"面白さ"があった。教師をしている人が…
>>続きを読む気分よく観れるシーンが1つもない、ずっと顔しかめて観てた。
子供は無邪気で純粋だからこそ残酷というか、大人とは違う部類の厄介さがあるよな、と。大人も大人で終わってるんだけどね、この映画においては。
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邦題は「教室」がタイトルになってるけど、原題も英題も「職員室」がタイトルなのが少し違和感。
確かに主人公と生徒たちの関係性も物語の中では大事な要素だけど、事件の発端は職員室で、教員たち同士や子どもの…
「1」と「0.999」の違いは?
中学生に証明求める教師カーラ
悪い先生には見えないし、一生懸命なのも伝わってくるけど、違和感が。
徐々に学級崩壊が進み、自分では解決出来ない事態になるけど、最後…
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