晩春 4Kデジタル修復版に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『晩春 4Kデジタル修復版』に投稿された感想・評価

4.2

構図に緊迫感があって見入ってしまう映像だった。日本語が綺麗だった
父親の温かさが台詞と台詞の合間から滲んでくるような演技だった。
登場する女性がみな生き生きとしていて、価値観は移ろっても、人の心の在…

>>続きを読む
sail
4.1

紀子さんが美しい満面の笑みを一切崩さずめちゃくちゃな毒吐くのも、笠智衆が妹の食事量を決めつけて譲らないのも、飄々とした会話がいちいちおもしろい。映画館で自然と声出して笑ってしまった。アヤさんも大好き…

>>続きを読む
5.0
デジタル修復版初視聴
もう何十回も観たけ作品だけどあまりの解像度の高さに感動した。
こうなると今までとはちょいと違った目線で見ることができる。初めて晩春を観たときのような気持ちで観れました。
5.0

「晩春」は小津安二郎が周到に回避し、徹底した排除したと思われるものを中心に据えた作品といってさえよかろうと思う。しかし、われわれは、それを例外的な要素と断じるのではなく、意義深い細部として肯定せねば…

>>続きを読む
ニシ
5.0

娘が嫁ぐ/嫁がないの単純明快なストーリーを、こうも滅茶苦茶に出鱈目にふざけながら、ユーモラスに且つ向こう側の男性の目線を欠いていながらも、人物の導線とカット割で究極的に魅せていくのだから途轍もない。…

>>続きを読む
間に挟むすべての風景や小物が、
表情があるかと錯覚するほど想いが溢れていて、
「丁寧にものごとを紡ぐ」作品作りってこういうことなんだなぁと改めて実感…

紀子の狂気性もすばらしいです。
4.2
再見。
桂木洋子さん出てたの忘れてた。台詞は2つほどで一度も顔アップにならない。入社2年目とはいえこの扱いにはビックリ。24歳という設定にしては若過ぎるからだろうな、と勝手に結論づける。

早稲田松竹さんにて『小津安二郎監督特集 紀子三部作 ~NORIKO TORILOGY~』(25年1月4日~10日)と題した特集上映開催中。
本日は『晩春』(1949)、『麥秋』(1951)、『東京物…

>>続きを読む
hmsuga
4.7
カラー加工版
場面によつてはやはりカラーだと美しさが際立つちます。特に湘南海岸の自転車シーンの原さんが最高でした。
作品評価はオリジナル版で書いたとおり最高です。1500本目の鑑賞に相応しい作品。

◎選ばれた保守反動 状況劇としての娘の結婚強制

1949年 松竹大船 108分 モノクロ スタンダード
2015年 4Kデジタル修復版 *最高に美しい画質

再見、国際プロジェクトで進められている…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事