死ぬまでに見たい映画1001
NO.5
面白い。本当にハズレがない。
ストーリー、描きたいテーマに関してだけ言えば、以前見た晩春とほとんど変わらない。なのに、なぜこの作品を面白いと感じてしまうのか。…
当時の生活様式や人の考え方がよく分かって興味深い。
池上線の車両の何と古いこと!森永チョコレートの球体の看板は、その景色で場所が特定できるほど有名だったに違いない。
戦争から戻ってきて平和な生活の…
娘を嫁がせようとする父親の心情を丁寧に描いた作品。
本当にそれ以上でも以下でもないのだけど……それが、ものすごく丁寧に丁寧に描かれていて、各所でほろほろときました。良かった。
時代的に、ウッと来…
ショットが決まりすぎてるのはもちろん、一つ一つのセリフの言い回しも面白かった(やだやだ、いやいや、どうもどうも)
家父長制が根強くある時代の中で、優しいお父さんの哀愁、昔威勢のよかった恩師の変わり果…
最近、四角のスティック糊に出会い、くるくる回すと永遠に整っている真四角の糊が出てくるという美しいものに出会った。しかも半透明。こんなことに感動してしまう。そんなことを、クレジットの美しさから思い出す…
>>続きを読む岩下志麻演じる平山家の長女・路子には思いを寄せている男性がいた。その人との縁談話が持ち上がるが、実はその男性にはつい最近結婚を約束した女性がいたことがわかる。そのことを父と兄が路子に知らせる場面。路…
>>続きを読む何度見ても感動する。リマスターと知って録画しておいたが、冒頭部分だけ観てみようと見始めたら、結局最後まで見てしまった。
淡々と写し出される映像の中、終盤、主人公の周平が突如襲われる孤独感、切なさには…
娘を嫁に出す。出さなきゃならないけど寂しい。うまく出せない先生(ヒョータン)を傍でみているから半ば諦めている。
よくある話を淡々と進んでいくストーリーは起伏があまりなく寂しさがよく描かれていると思…
小津安二郎作品の視聴は東京物語に続いて2作品目
本作は、メインテーマとなる娘の結婚とそれにより生じる孤独に関する話だけでなく、長男夫婦の関係やかつての教師との関係、若い奥さんと再婚した旧友の関係な…
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