佐藤二朗の「凄く優しいからこそ対人には寄り添うが社会には無関心、誰に対しても平等だからこそ、決断力のある相手に対しては普通に加害してしまう」な感じ、めちゃくちゃ納得したキャラ造形やった。
河合優実の…
辛い。辛すぎる。実際の事件を元にしたという事実が辛い。
頑張っていたのに、やっぱり駄目で、だから全て諦めてしまった。私が知らない所で悲惨な環境があって、犯罪者がうまれる。学習や家庭環境がどれだけ大切…
総じてよくできた作品である。
序盤、生活保護を受けに行く時点では、アンやタタラを全面的に肯定できなかった。その時点できっと最後はアンを庇う展開、つまりはアンが悲しい結末を迎えるのだと正直悟っていた…
母親にママ呼ばわりされるのが強烈。
この顛末をどう思ったらいいのか分からない。
可哀想と思うにも何か罪悪感がある。そういう話。
佐藤次郎がこんなに面白くなることってあるんだ。うってつけの配役だと思う…
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