single mom 優しい家族。 a sweet familyの作品情報・感想・評価

single mom 優しい家族。 a sweet family2018年製作の映画)

上映日:2018年10月06日

製作国:

上映時間:98分

あらすじ

「single mom 優しい家族。 a sweet family」に投稿された感想・評価

千里

千里の感想・評価

2.2

このレビューはネタバレを含みます

トレイラーを観てあらすじや雰囲気が良さそうだった+内山理名さんが主演という事で気になり観賞。んーこれは...当初の予想とは悪い意味で大分違っていた印象。

実話を基にしているということだが、その割には母娘の台詞のやりとり、いきなりポエムを話しかけてくる見知らぬ人たち、長すぎる間の取り方、謎に自然を映す場面、入れとけば意味ありげに見えるという意図で入れられたのか?と勘ぐりたくなるBGM等、個人的にはリアリティを感じられる部分が非常に少なく、登場人物に全く感情移入が出来なかった。

私も片親なので題材や内容、テーマ性には共感出来る部分もなくはないのだが、上述した部分がそれを阻害しているというか、観ていて全く世界観に入りこめなかった。

何故愛美の幼少期の母との思い出であるクローバーの箱があの男性の部屋にあったのか?愛美の母もあの男性にお世話になったのか?愛美と夫の間に何があったの?エミリは何故万引きしてしまったの?等、補完出来なくはないのかもしれないが、何の説明もないので視聴者の想像に任せるところが多すぎる。あとこれは個人的な問題だが、三半規管が弱いので無駄にカメラが揺れるのも大分辛かった。

実話を基にしているのだから、もう少しリアリティを感じさせる作りにして欲しかったのと、視聴者への配慮をして欲しい作品だった。
地球へ

地球への感想・評価

3.9
シングルマザーの問題(厳しい状況)を描いた映画

主人公は夫のDVから逃れ、娘と一緒に故郷へ帰ってきたシングルマザー。
頼れる家族や知人もない様子で生活は極貧に陥っていた。
女性一人で子供を育てることは、経済的には大変厳しいことは容易に想像ができる。

途方にくれた彼女は薬(精神安定剤)に頼ってしまう。
そして、彼女は自ら社会との接触を弱めていく・・・
一人娘も同じ状況に陥っていく。
何も行わないで状況が改善するはずはなく、母娘はますます窮地に陥っていく。

申し訳ないが、他人事ではあるが見ていて少し苛立った。

しかし、偶然に娘が知り合った人付き合いの上手くない男性(発達障害?)との出会いにより、そして支援しようとする周囲の人々との想いが交錯しながら徐々に主人公の気持ちも同じ方向へと流れが変わっていく。

少し前進したところで物語りは終わります。


シングルマザーは日本には約100万人以上もいるそうです。
単純計算でも日本人女性(赤ちゃんからおばあさんまで含み)の2%になります。未成年の子供がいるシングルマザーの年代で考えると5%程度はいることになります。

社会問題として考える必要があることを訴えている映画だと思いました。
また、シングルマザーに寄り添うような映画でした。


北海道の美しい景色と、優しい音楽(ピアノ演奏)も良かったです。

このレビューはネタバレを含みます

ニセコの美しい自然の中で緑の畑を歩く長谷川葉音さん演じる娘役エミリーなど母親視点でみた愛らしい娘の描写は美しいと感じた。
エジプト人とのハーフの長谷川さんの顔立ちもあり、まるで名作洋画だった。
しかし、自身がシングルマザーの家庭環境にもあり、家族の中で生じる問題は演技を越えたリアリティーは特筆できるポイントで、他の作品と確実に違う。

また、エミリーの母親の愛美役を演じた女優 内山理名と愛美の母親を演じた女優 西川可奈子の二人の苦しみと幸せの演技は、男性の私にも良くわかる名演技だった。
特に二人は長撮りのクローズアップシーンが多いが、どれも心臓を捕まれるようなシーンに仕上がっていた。

最後に四つ葉のクローバーの花言葉に重なる映画のメッセージが見終わった後に心を暖かくしてくれる。

なお、現在上映館が少ないのは、上映のための各映画館への宣伝費が足りていないことが原因と舞台挨拶などで監督が語っている。
映画の質は全国大規模上映をしても良い映画だ。

ただし、娯楽作品ではないヒューマンドラマなので、娯楽作品を望む方では評価が逆転するかも知れない。
24

24の感想・評価

3.5
母と子の閉鎖された環境の話かなと思いながら臨んだらいきなり日本ぽくないカットから始まり一気に興味を引かれた。話自体は?のつくことが多々あるし、文字を読ませたい部分もよく読めなかったりと不満はあったがニセコの大自然と役者さんの温かさが良かった。
今年最強レベルの台風21号接近中でしたが、
朝から映画『singlemom 優しい家族。asweet family』完成披露試写会へ♪

シングルマザーをテーマにした作品で、実話に基づいてます☆

画面いっぱいの山は富士山🗻❓
川沿いを走る電車やのどかな風景は、身延線&芝川❔なんて思いながら観ていたら、北海道ニセコでした(笑)

上映後の舞台挨拶には、主演の内山理名、娘役で初映画の長谷川葉音、松本和巳監督が登壇ー

監督とロケ地ニセコ(町長)との出逢いは、台風の影響で飛ばなかった飛行機✈からと、今朝飛ばなかった飛行機で上京登壇出来なかった安部さんともシンクロと嘘のような実話が満載でした✨

↑私の人生も有り難い事に不思議な “ 奇跡的な ” 出来事いっぱいなので、普通に信じますけど(笑)

因みに私もシングルマザーですし(^.^)
すべての出逢いに感謝です❤

劇中に出てくる『相互扶助』の有島武郎記念館〜何十年かぶりに北海道ニセコ行きたくなりました♪

無愛想な木村さん、内山理名さんは演技上手(客観的目線)だし、本作映画デビューの葉音ちゃんも良かった♪


10/6(土)公開映画『singlemom 優しい家族。a sweetfamily』
https://www.cinematoday.jp/news/N0103279

147/2018
北海道ニセコ町を舞台に内山理名さん主演で松本和巳さんの監督&脚本で映画化された本作で描かれるのはシングルマザーの厳しい現実。
この作品を観ていると昨年公開されたケン・ローチ監督の「わたしは、ダニエル・ブレイク」を思い出してしまう。
この作品のキャッチコピーは「人生は変えられる。隣の誰かを助けるだけで。」だったが、本作にも同じニュアンスで有島武郎の「相互扶助」という言葉が出てくる。
ただケン・ローチ監督は弱者同士の助け合いは必要だが、それにも限界があることをシビアな現実の中で浮き彫りにしてみせた。
本作では空愛美とエミリーの母子家庭が、仕事が見付からず貯金を切り崩して糊口を凌いだり、夫・父親不在という引け目からの孤立感に苛まれる日々を胸が締め付けられるようなタッチで描く。
厳しい状況の中いくら頑張っても泥舟を漕ぐような仕儀になってしまう虚しさ。
そのような弱者が最後に頼るのが国や地方自治体になる訳だが、「わたしは、ダニエル・ブレイク」では、財政困難という理由で官僚主義的に切り捨てていく非情さを〝怒り〟と共に描いている。
本作にも、如何にも役所的な人物が登場するが、タイトルに〝優しい〟が付いているように厳しい状況下の母子に救いの手を差し伸べる人々が登場する。
そして本作はシングルマザーのリアルを浮き彫りにしていると共に、そこに母と子の情愛を現在と過去を並行して描く中で温もりを醸し出していく。
母子に対して優しさを滲ませるダニエル・ブレイク的役割ながら、タイプは違って、つっけんどんで人嫌いの大西鉄ニ役の木村祐一さんが印象的だった。
yellowbird

yellowbirdの感想・評価

3.4
完成披露試写会に行きました!
北海道ニセコ町を舞台に、シングルマザーとその子どもたちの現実を、実話に基づくエピソードをもとに描いたドラマ。内山理名主演、松本和巳監督。
娘のエミリーと2人で暮らすシングルマザーの空愛実(そらまなみ)は、なかなか仕事も見つからず、貯金を切り崩しながらの毎日に疲弊していた。愛実の母・実幸も愛実と同じシングルマザーだった。母との衝突、そして母からの暴力。愛実は不安な現実を前に、かつて自分が母からされたように、我を忘れて娘を怒鳴り散らしてしまう。最後の頼みの綱である町役所に相談に行った愛実は、シングルマザーの職員・犬塚優子と出会う。時を同じくして娘のエミリーもまた、人と関わることを拒絶して生きてきたミニカー職人・大西鉄二に出会う。さまざまな人との出会いが、愛実たち親子を少しずつ変えていく…。

シングルマザーの実態に驚きを禁じ得ず、切なさが込み上げてくる作品! 職探しをしても、子供の時間帯に合わせると、なかなか条件が合わない。かと言って、もはや貯金が底をつき、働かなければ生きていけない。そんなストレスが心を疲弊させ、精神安定剤と娘への八つ当りに走らせてしまう…。
松本監督が、舞台挨拶で、この作品はすべて実話に基づくと言っていたが、疲れ果て、頑張りたくても頑張れない、そんな母親たちがいることは、まだまだ知られていない。