毎日が積み/罪重ね。
主人公の杏は介護職で得たはじめての給料で、どのデザインの日記帳にするか吟味し買おうとする。それは何気ない買い物シーンだ。けれど、どのデザインを選ぶかがはじめて「自分らしさ…
とにかくやるせない。
幼少期、自分に必要最低限生きていける環境があったことは、当たり前ではなく、すごく恵まれているものだったのだと思い知った。
義務教育を受け、食事が用意されていて、
将来の夢を見…
覚醒剤を止めること自体は簡単なのだそうだ。
そこに至る環境と孤独と個々の抱える闇の深さが障壁となるのだと。
それを切り離すことの果てしない困難さに、
コロナ禍という更なる脅威が立ち塞がった時期を舞台…
遠いところ、という映画を見たときと同じ感情
学習機会の喪失が負の連鎖を生んでいるんだなぁ
たくさんこんな人はいるんだろう
人間として、不完全なあんちゃんのお母さんのような人も
なんともいえない気持ち…
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