面白かったです。実話だとか。
ベースとなった記事が出てこなかったのでどこまで本当でどこから創作なのかはわかりません。
ただ一つ確かなのは、1人の少女が懸命に生きていたという事。
脚色ありきとはいえ…
実話が元だけにリアリティがあり、河合優実の演技と相まって良い出来栄え。
しかしながら、ラストの刑事が「クスリはやってなかったー!」と慟哭するシーンで全てが台無し。
もちろん佐藤二郎が悪いのではなくて…
毒親、子を自分の所有物で奴隷だと思ってる
杏ちゃんが母親を殺せず自殺してしまうところで、どんな親であろうと自分の親を殺すことはできず、自分が苦しんでいくところに胸が痛かった
人との繋がりが消える…
監督が映画を撮ろうと思った実話の方の記事も読みました。ほぼノンフィクション。
コロナで世の中が一時停止したとき、私たちはただ自宅にいることを強いられて楽しみにしていた多少のイベントが延期になっただけ…
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