このレビューはネタバレを含みます
人気のない早朝の繁華街を杏が1人歩く場面からこの映画は始まる。足を止め何かを見つめた時に、タイトルが出るので、最初は杏が何を見たのかは分からない。しかし、この場面は終盤にもう一度出てくる。実は、杏…
>>続きを読むほぼ泣いてた映画は初めてかもしれない。
あんが環境によって左右され、
翻弄されていく様子があまりにも悲しく、
社会が何もできなかったのかと悔しさを感じた。
コロナ禍の描写はどこか一部だけでも違っ…
この作品が世に出される事で、本作のモデルとなった方が、少しは報われた気がします。
人はただ、置かれた場で懸命に生き、未来を一つ一つ積み重ねていく。その名もなき営みが尊い。
そんな事を改めて感じた作…
三日間ぐらい見た後も引きずった作品。河合優実、やはりすごい俳優。
見ててもこんだけ引きずるのに、演じる、その人になりきるという行為は、この作品ではあまりにも危うすぎるのだが、それを最後までやり切って…
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最後の母親とはやとが手を繋いでいるシーン。
考えすぎかもしれないが、2人の後ろ姿が影になったとき、母親が一瞬あんに見えた。
もしかしたら、あんにとってもはやとのような息子を育てる世界もあったのかもし…
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実話に基づく物語。
何をしてあげればいいのか。何かをしてあげることができたなら。彼女が笑顔のある普通の生活を見届けたい。
名も知れず、あんをベースにした物語だけど、あんという子はいたんだよね。
…
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あえて希望的な書き方をしてしまうけど、絶望的な状況であってもどこかにチャンスがあって、そのチャンスを掴む準備をしておく、そこから抜け出す力が出せる、っていうのはとても重要だなと感じた。
辛い中でも頑…
終始息が詰まる。
自分がいかに贅沢な生活をしていて、恵まれた環境にいるかということを感じたし、それと同時に、杏のような境遇にいる人に対して、何も出来ないと思った。無力。
人間の本質は私利私欲のために…
2025年189本目。
重い。。
これが実話なんや。。
河合優実の演技はすごい、、
佐藤二郎苦手な俳優だったけど、この作品の演技で好きになったかもしれない。
最後死を選んだ彼女は、今は幸せなのだろう…
© 2023『あんのこと』製作委員会