[ラオスの老女、ザンジバルの少女に転生する] 60点
2023年ベルリン映画祭エンカウンターズ部門選出作品。ロイス・パティーニョ(Lois Patiño)長編三作目。英題"サムサラ"とは輪廻転生を…
ラオスからタンザニアへ。僧侶からムスリムへ。そして象から山羊へ。アピチャッポンかと思いきや「2001年宇宙の旅」へと飛躍する前代未聞の目を閉じて観る転生シネマ。この素敵な集団トリップ。年末にヤバい体…
>>続きを読む
とても繊細でアーティスティックな作品。
映像が切り取る画面も、
映像の写し方も、
物語の構成までもすべて。
もし映画館で観るチャンスがある人は
ぜひ映画館で観ることをおすすめしたい。
このポス…
転生シーンは指示通り目を瞑った。
なんか凄い色々な意味で歪んだ解釈の概念を映画として浴びせかけられた感覚。概念的なものを言葉と光と音に変換しているのでちゃんと映画と言っていいと思う。本当に変。
映…
アピチャッポンというよりは台湾あたりの映画を思い出しながら観てた。
転生の部分はまぁわからなくもないが、身体的な反応に頼るのではなく映像で見せてくれてもよかったのでは。「彷徨える河」とかまさにやって…
水は何処とでも繋がっていると思わせてくれる。
この作品の信じられないような絶景も今、確実に存在して、繋がった空の下、風が吹き水が流れ、植物が呼吸しているという事実が力をくれる。
スタイルがあれば映…
本当にたまたまタイミングが合い、しかも曖昧な「気になってた気がする…?」という予感だけで観た。が、観られてよかった。
あまりに画が美しいのでそこだけでうっかりいい気分になりそうなところを、言葉が繋…