おもしろかった。
いとこのベンジーの言動に腹立ったり惹き付けられたり。
ベンジー中心でツアーはまわるのだが、レストランでデヴィットの長台詞で、彼が主人公であることを思い出させてくれる。
あそこ…
面倒な人たちで済ませてもいいんだけど、きっとみんな何かにこだわり誰かを羨み自分が嫌になったり大事になったり複雑に生きてるんだなぁと。そこにユダヤ人がポーランドを訪ねる複雑さと周りのひとも絡めて何だか…
>>続きを読む私も亡くなった大好きな祖母が戦争にまつわる海外の生まれだから色々重ねてしまったし、足の指が似ているとかそういうささやかで丁寧な描写が沢山で序盤からかなりよかった 心配性な主人公と破天荒な従兄弟とか、…
>>続きを読む大事なところでほろほろ涙した。
英字幕しかなかったので全部拾えたかわかんないけど、自分の雑な脳内翻訳じゃなくて、もっと紡がれた言葉でストーリー見たかったなとも思う、繊細な映画でした。
エンディング…
ポーランドの傷跡を辿って。
代表する作曲家、ショパンの名曲が次々と場面を繋いでいく。
ベクトルの違う“繊細”というか…2人とも些細なことが気になり寄り添いすぎてしまうが故に、当事者はその負荷に耐え切…
配信で観ました。
字幕版です。
観終わってから静かに心にくるものがありました。
①印象に残ったところ
・ベンジーの発言
冷や冷やしました。
「気持ちは分かるけれど、今この場で言わなくて…
ユダヤ人の方に起こった出来事を知ることに対して事実を述べているだけを冷たく感じたりするという考えは、自分には無い感性だったので、ハッとさせられました。
純粋に歴史を学ぶだけでその事柄を知った気にな…
祖母が亡くなって落ち込んでいるベンジーに、自分たちの非常に重みのあるルーツに触れることを通して前向きになってもらおうとデイブはツアーに申し込んだんだよね。
その間、やはりベンジーの気分にムラがあっ…
ドラマ『メディア王』を観てキーラン・カルキンの繊細な表現力に魅了されたばかりだったのもあると思いますが、飄々とした中にグッと堪えた悲しみが見え隠れする度に泣いてしまいました。ジェシー・アイゼンバーグ…
>>続きを読む自然体で明るく周りに好かれる人と一緒にいると自分が無価値に思えるから、ベンジーに憧れるデヴィッドの気持ちがよく分かる。
ベンジーのこれからの人生に答えが得られたわけではなく、デヴィッドのコンプレッ…
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