原作は中学生の時に「砂の女」とともに既読。
書き手(主体というか視点)が
コロコロ変わったり
急に関係のないエピソードを
ぶっ込んできたりと、
なかなかに難解な小説だった印象。
そして本映画も、…
箱から世界を覗いてノートに妄想を書き込んだりするという設定は面白かった。私たちが見てる世界は思いの外狭くて、誰しも想像や憶測でものを語る一面があると感じたから。そこは妙に現実とリンクしていると思い、…
>>続きを読むあまりにもくだらなかったので思わず原作を読んでしまった。
安部公房は読まず嫌いだった。でも小説「箱男」はそれなりに面白かった。
みんなが言っているほど難解とも思わなかった。
「じゃあこの文章は誰が…
段ボール箱の中に入り街中を徘徊しながら覗き窓から周りの人間を観察、勝手な妄想をノートに書きなぐる箱男と、なぜかその箱男に取って代わろうとする男達とその手先となっている謎の女との諍いの話。安部公房作品…
>>続きを読む2025.05.13
監督石井岳龍
出演永瀬正敏("わたし")
浅野忠信(ニセ医者)
白本彩奈(戸山葉子)
佐藤浩市(安倍軍医)
渋川清彦(ワッペン乞食)
中村優子(女性刑事)
…
ダンボールをすっぽりと被り、箱に空いた覗き穴から一方的に世界を覗き見、妄想をノートに書き殴る「箱男」を描いた作品。
永瀬正敏+浅野忠信で意味わからん話な映画。という事で、昔一時期流行った洒落れてる…
「ノート」を巡っての、書くことと書かれたこと、現実と妄想、語りのメタ構造や記述行為そのものの問いかけという原作に据えられた核心的な部分を、見ることと見られることという極めて映画的な主題、それも穴=フ…
>>続きを読むまじで意味がわからなかったが、最後で納得。
画面のサイズと箱男の目線のサイズ、まさかなとは思ってた。
依存とかの話も関係させてるのかな?
多分風刺映画。
スマホの画面越しで全部をわかったよう…
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