かなりチープなんだけど、嫌いじゃなかった
社会と自己の間に極端な線引きをしている人(箱男)を異常者として社会のみんなが見てる
ただ各々にそれぞれの線引きがあるはずで、普通の人…
原作者の手柄であるが、設定は面白い。
けれど展開が奇抜でよく分からなくなり、自分が苦手な "妄想" というワードが出てきてから混乱状態。
さらには理解しがたい性癖。
ラストの「箱男はあなただ」は使い…
「彼女は外の世界へ逃げ出したのではなく、箱の中の一つ奥の世界へ入り込んだんだ。箱と言ったら、もがけばもがくほど、次々と中に迷路を作り出す、出口のないブラックホールのような世界だから。彼女は、どこか…
段ボール箱を被った箱男(永瀬正敏)を巡る話。
箱の中から世界を見て、箱の中の世界をこちらにも投げかけて来る。君たちも箱男なのだと。このラストは、言っていることは分かるような気がするが、直接的過…
一方的に傍観者で居続けられる社会を批判めかして考察しているのかなと思う
傍観者でいることは外界のことを表面で感じることしかできないので、推測するしかなく本質や深い内面を知る機会を放棄していることだと…
「箱」というのは「映画館」を指していて、空けられた覗き穴は、16:9になっていてスクリーンの意匠である。観客全員は「箱男」であり、物語の一部を覗いている。「ノート」は各々の解釈を意味していて、その解…
>>続きを読む独特の倫理観で動く世界の奇妙さと、もはや非現実感すら漂う美女の美しすぎる裸体って相性良いなと思ってしまうの、いけない感覚な気がする。
ビリーバーズとか。
箱男原作で1番ノッて読めた二重の覗き、映画…
「見る/見られる」「箱男はあなただ」というテーマは絶対に今の世の中に共鳴するのに、なぜこんなノスタルジー感満載の内容で制作してしまったのだろう。
映画が始まってからの30分は、ずっと漂う危険な気配に…
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