国宝の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

「本物の芸は刀や鉄砲より強いんや。その芸でいつか仇撃つんやで。」

吉田修一と李相日のタッグはもう間違い無いんだよな... 鬼才。それについていった吉沢亮、ただのイケメン俳優だと思っていたけど御見そ…

“歌舞伎が憎くて仕方ないんでしょ。でもやるの”

血筋vs才能というわかりやすいテーマを軸に据えながらも、そこに事件や人間関係が交錯して、深みのある作品になっていた。
「頂き」に立つものの孤独感がひ…

何人もの人生をみせられたような感覚。
すごく人間の欲を描かれていて、感動とかじゃないけど心は動かされた。
見る人によって感情移入する人物がちがいそう。

一方で、日本舞踊の美はしっかり感じられた気が…

面白かった。時間が解決はしなくても何とかすることは多いし、人生は予想もできないことが起きるし、意外と長い。時間軸が長いから盛りだくさんで、上映時間の長さは納得だけど語られない部分は気になる。はるちゃ…

血と能力、不断の努力と運、全てがなければ大成できない道。主人公がもがきながら時に他人を犠牲にしながらも進んでいく姿が克明に映し出されていた。

西洋的な勧善懲悪的価値観で作られたのであれば最後は2人…