国宝』、文字通り「魂が震える映画」でした。
始まった瞬間から終わるまで、一気に引き込まれ、気がついたら泣いていて、気がついたら終わっていた。あっという間だったけど、濃密で深い時間。
一番泣いたのは…
ただ泣けるだけの映画じゃない。観終わったあとも、ずっと心の奥に残る作品でした。
気づけば涙が止まらなくなっていて、親子の確執や夢を追う話とは違う、“継ぐことの痛み”を描いていると気づきました。
…
美しい吉沢亮を観に行ったつもりが、気づけば自分自身を覗き込んでいた。
伝統芸能・歌舞伎の世界を舞台に、ある若き役者が“国宝”と呼ばれる存在になるまでの葛藤と宿命を描く物語。
SNSで話題の「美し…
歌舞伎には行ったことないし知識も人並みだと思うが予告を観たときからキャストが魅力的だし題材も気になり絶対に劇場で観ようと決めていた作品。
任侠の家に生まれ育った息子がひょんなことがキッカケで歌舞伎…
国宝
李相日監督が吉田修一さんの小説を映画化。
任侠の家に生まれ、歌舞伎役者として人生を捧げた男の激動の人生を描く。
ずっと待ち侘びていた作品。
予備知識なしで観に行った。
175分と初めて知っ…
血縁がどの場面でも重要なキーであるし、喜久雄も俊坊もハルエも藤駒もあきこもそれぞれどんな想いに取り憑かれていたのかに深みがあった。人生の狂い方を観た映画だった。ただただ産まれてから幸運に恵まれた者が…
>>続きを読む©吉田修一/朝日新聞出版 ©2025 映画「国宝」製作委員会