【第25回東京フィルメックス コンペティション部門出品】
カンヌ映画祭短編パルムドールを受賞したチウ・ヤンの長編デビュー作。ベルリン映画祭エンカウンターズ部門に出品された。
一つ一つのカットはクオ…
東京フィルメックスにて。母として、妻として、娘として、女として、四方八方から追い詰められていく中年女性の相貌を執拗にとらえた秀作。長編デビューでこれとは、最近の中国映画は凄まじい才能の集まりだ。
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【物語の外側で】
第25回東京フィルメックスでヴィジュアルが印象的な『空室の女』を観た。今年のフィルメックスの閉塞感ものと相性が悪く、本作もショットは良いもののイマイチはまらないものであった。
『…
[] 40点
2024年ベルリン映画祭エンカウンターズ部門選出作品。チウ・ヤン長編一作目。主人公は40代の主婦ツァイ。中産階級の家庭にいるが、家族をあまり顧みない夫とは離婚協議中、中学生の娘は絶賛…
ルックいいけどありきたりっちゃありきたり。じわじわズームも飽きた。真っ黒空間にポツン、とかの方が面白い。ペドロ・コスタもたまにそういう時あるけど、背景真っ黒にするとスタンダードからビスタに拡張したみ…
>>続きを読む泣きっ面に蜂女の夜の彷徨。
40代主婦の誰とも分かち合えないつらさ描写が延々続き、中年版『母性のモンタージュ』↓を観る心地。夜の映像質感に光るものはあれ、諸々ちぐはぐな観念先行型ムード作で編集がん…